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業界動向 2018.10.09

PSVRのキーパーソン・SIE吉田修平氏インタビュー、サンダル型VR歩行デバイスがクラウドファンディング開始など – 週間振り返りVR/AR/MRニュース

先週もまた複数のVR/AR/MRに関するニュースが報じられました。中でも多くの注目を集めたのは、オーストリア企業が開発するサンダル型デバイス「Cybershoes」クラウドファンディング開始の報です。履いて足を動かすことでVR内での移動を手軽に実現できる点から注目を集めており、クラウドファンディングでもわずか1日で目標額に到達、その調達額を伸ばしています。

その他にも米国カリフォルニア州・サンノゼで9月末に発表された新VRヘッドセット「Oculus Quest」のMogura VR編集部による徹底レポートや、PlayStation VR(プレイステーションVR・PSVR)のキーパーソンである、ソニー・インタラクティブエンタテインメント ワールドワイド・スタジオ (SIE WWS)プレジデントこと吉田修平氏へのインタビューなども注目です。

本記事では、先週Mogura VRで掲載したニュースから注目記事をピックアップ。VR/AR/MRの「いま」を、皆さんにギュッと縮めてお届けします。

VRを歩く サンダル型デバイス「Cybershoes」Kickstarter開始 約2万円から

オーストリアのCybershoes GmbHが開発する「Cybershoes」が、クラウドファンディングサイトのKickstarterで資金調達を開始しました。VR内を手軽に歩けると話題のサンダル型デバイスは、開始からわずか1日で目標額3万ユーロ(約400万円)の2倍の資金を集め、現在も調達額を伸ばしています。

Cybershoesは両足に履き、歩くように足を動かすことでVR空間での移動を実現させるサンダル型のデバイスです。サンダルの裏側にローラーが付いており、このローターの回転により足の移動量を検知、VR空間での移動を行います。また回転する椅子に座って使用することで、方向転換も可能です。

最大のポイントは、足に装着するデバイスだけで済むという手軽さ。これまでVR内で足を使って移動するデバイスは複数発表・発売されてきましたが、Cybershoesは大がかりなシステムなどが不要な点が評価されています。

PSVR発売から2年、今は“体験を深める時” SIE吉田修平氏にあれこれ訊いてみた

2016年10月の発売からおよそ2年が経過したPlayStation VR(プレイステーションVR・PS VR)。供給も安定し、その後多数のVR対応・専用ソフトが世に送り出されています。Mogura VRは、ソニー・インタラクティブエンタテインメント ワールドワイド・スタジオ (SIE WWS)プレジデントの吉田修平氏に、PS VRの今後の展開やVRでのクロスプラットフォーム、注目しているデバイスからVTuberまで、幅広くインタビューしました。

【徹底レポ】PC不要でハイエンドVR、しかも399ドル 衝撃のOculus Quest

2018年9月26日、Oculusは新たなVRヘッドセットOculus Questを発表しました。PCやスマートフォンを使わない「一体型」ながら、身体を動かしたり手を動かしたりといった体験ができるVRヘッドセットです。これまでPC無しでは難しかった、没入感の深い“ハイエンド”な体験が可能です。

Mogura VR編集部はOculus Questが発表された翌日、米国・カリフォルニア州サンノゼにて実機デモを体験し、Oculusプロダクトマネージャーのシェーン・リュー氏にインタビューを行いました。全3回にわたり、Oculus Questの全貌に迫ります。

TBS NEWSが「いらすとや」VTuberキャスターを起用

TBS/JNNの最新ニュースを配信するTwitterのアカウント「TBS NEWS」で、ニュースキャスターとして、フリーイラスト配布サイト「いらすとや」のキャラクターが採用されたことが話題になっています。動画では昨今盛り上がりを見せているVTuber(バーチャルユーチューバー)のように、「いらすとや」のキャラクターが音声と連動してニュースを読み上げています。


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