Home » 【週間振り返り】Meta決算発表 VRデバイス低調もAIグラスが伸長 黒字化を目指す


業界動向 2026.10.26

【週間振り返り】Meta決算発表 VRデバイス低調もAIグラスが伸長 黒字化を目指す

「週間振り返りXRニュース」では、Mogura VR News / MoguLiveで掲載したニュースの中から見逃せない注目記事をピックアップ。読者の皆さんに、VRやAR、MR、そしてメタバースに関する最新情報をギュッと縮めてお届けします。

目次

1. Meta、2026年第3四半期の決算を発表。Reality Labs部門の売上は4億4300万ドル(10.22)
2. OpenXR、新拡張機能「空間コンテナ」が公開(10.22)
3. 眼鏡市場のスマートグラス「Linse Display」のクラウドファンディング始動(10.22)
4. VR体験施設イマーシブジャーニー、国内累計来場者35万人を突破(10.20)
5. ロバート・ダウニー・Jr.、ARグラス「SPECS」の最高顧客体験責任者に就任(10.21)
6. 注目!Mogura VRからのお知らせコーナー

1. Meta、2026年第3四半期の決算を発表。Reality Labs部門の売上は4億4300万ドル(10.22)

Metaが発表した2026年第3四半期決算によると、Reality Labs部門の売上高は前年同期比6%減の4億4300万ドル、営業損失は41億2900万ドルとなりました。

Meta Questの販売減少が影響したものの、AIスマートグラスの売上が伸びて補っています。通期の営業損失は180億〜190億ドルに縮小する見込みで、2027年以降はさらに減少し黒字化を目指す方針です。同部門は個人向けAIエージェント「Muse」などのパーソナル・スーパーインテリジェンス分野への注力を進めています。

CEOのマーク・ザッカーバーグ氏はハードウェア収益よりソフトウェアやAI事業の基盤構築を重視する姿勢を示し、大きな技術的進展時に限定して新デバイスを投入する戦略をとっています。

2. OpenXR、新拡張機能「空間コンテナ」が公開(10.22)

Khronos GroupのOpenXRワーキンググループは、XRアプリをPCのウィンドウのように共通規格で扱う新たな拡張機能「空間コンテナ」を公開しました。

これまで没入型アプリ中心だったOpenXRに、他のアプリや現実作業と並行利用できる仕組みを導入します。アプリは複数のコンテナを作成でき、複数アプリを並べるバウンデッドモードと全画面のイマーシブモードを切り替え可能です。

システム側が配置を管理するため、ユーザーは空間内の自由な位置に設置できます。基本機能を担う「XR_EXT_spatial_container」などの2つの拡張機能が提供され、GoogleのAndroid XRやGodot、Meta、PICO、Unityといった主要企業やエンジンがこの共存規格の標準化を支持しています。

3. 眼鏡市場のスマートグラス「Linse Display」のクラウドファンディング始動(10.22)

眼鏡市場(MEGANETOP)は、スマートグラス「Linse Display」の詳細を発表し、2026年10月23日よりクラウドファンディングを開始することを明らかにしました。

本製品は文字や記号などをディスプレイに表示するデバイスで、ガジェット感を抑えた曲線的で自然なデザインを採用し、毎日の着用しやすさを追求しています。開発には眼鏡市場のアイウェア設計技術とCellidが培った日本発のAR光学技術が組み合わされています。

機能面では、前を向いたまま利用できるナビゲーションや通知表示、外国語翻訳、会話のライブキャプション(文字起こし)、音楽再生などのエンターテインメント機能を搭載しています。最新情報は公式LINEで無料配信されます。

4. VR体験施設イマーシブジャーニー、国内累計来場者35万人を突破(10.20)

CinemaLeapが運営する大型VR体験施設「イマーシブジャーニー」の国内累計来場者数が35万人を突破しました。当施設はVRヘッドセットを装着して広い空間を歩き回り、最大4名のグループで作品世界を体験できる点が特長です。現在は古代エジプトや印象派のパリをテーマにした3作品を常設公開しています。

2024年の横浜開業を皮切りに、名古屋に続き2026年12月には大阪・梅田、2027年3月には広島への進出が予定されており、展開を拡大しています。

5. ロバート・ダウニー・Jr.、ARグラス「SPECS」の最高顧客体験責任者に就任(10.21)

Snap Inc.は、俳優のロバート・ダウニー・Jr.が自社のシースルー型ARグラス「SPECS」の名誉最高顧客体験責任者に就任したと発表しました。

SPECSは手と声で操作し、デジタル体験を周りの空間に重ね合わせるデバイスです。彼は20年にわたるAR関連の構想経験を活かし、新機能の検討やLens体験の企画、オリジナルコンテンツ制作などで各部門と協業します。また医療、製造、教育などの産業領域への活用拡大も模索します。

就任初日の施策として作業空間の活用やゴルフ等を題材にした解説動画シリーズが公開されました。彼は従来のウェアラブル端末に不満があったもののSPECSには即座に納得したと語り、家族や仲間と体験を共有できる価値を強調しています。

6. 注目!Mogura VRからのお知らせコーナー

【XR Kaigi 2026】
早割チケット発売中(10月31日まで!):https://xrkaigi2026.peatix.com/

【スマートグラス市場調査レポート】
国内外の事例を凝縮!サマリー、および本体データ無料で一部公開中
レポート詳細・購入:https://moguravrstore.com/product.php?id=93


CONSULTING / DEVELOPMENT

コンサルティング・開発サービス

Moguraの知見を、あなたのプロジェクトに

mogura_next

Moguraの知見を、あなたのビジネスに
編集長の久保田を筆頭に、XR/メタバースなどバーチャル領域を知り尽くす専門チームが、リサーチからコンサルティング、企画、開発までを一貫支援。
Mogura VRで培った豊富な情報力と業界ネットワークを強みに、企業・行政機関の成果につながる最適な解決策をご提案します。