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テック 2021.11.16

「VIVE Focus 3」のアップデートが発表。プレイエリア拡大やVR体験施設向け機能が追加

HTCのエンタープライズ向け一体型VRヘッドセット「VIVE Focus 3」のアップデートが発表されました。より広いプレイエリアに対応するほか、複数のVRヘッドセットで同じプレイエリアを利用可能にする機能などが追加されます。

「VIVE Focus 3」は、「VIVE Focus」シリーズの最新モデル。5K相当の画質と最大90Hzのリフレッシュレートを有しており、「ビジネスVRの新時代」をキャッチコピーに、主に法人向けでの利用が想定されています。本体価格は130,900円(税込)です。

プレイエリアが大きく拡大、他VRヘッドセットとの位置情報共有も

アップデート後の「VIVE Focus 3」では、これまで15m×15mだったプレイエリアが最大33m×30mに拡大。さらにLBE(Location Based Entertainment)モードが追加され、プレイエリアを常に記憶させることが可能になるほか、設定したプレイエリアは他の「VIVE Focus 3」と共有可能になります。

HTCは、今後数ヶ月以内に6GHz帯を使用する通信規格のWi-Fi6Eへの対応することも告知。より高い帯域幅の利用を実現すると同時に、他デバイスからの干渉を抑えます。なお2021年11月現在、Wi-Fi6E(6Ghz帯)は、日本を含む多くの国で承認されていないため、HTCは「使用可能になるまで時間がかかる場合がある」と注記しています。

(参考)UploadVR

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