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業界動向 2021.04.07

実在のタレントをバーチャルヒューマン化するサービス登場

実在するタレントやアーティストをバーチャルヒューマン化するサービス「Virtual Gemini」がリリースされました。サービスを展開するのは株式会社アタリ。同社は「Virtual Gemini」を活用して、デジタルツインやメタバース、肖像のデジタルトランスフォーメーション(DX)・IP化を推進します。

株式会社アタリは、デジタル領域のマーケティングやコンテンツ開発を行う企業。これまでバーチャルヒューマン「MEME」の開発に携わっています。バーチャルヒューマンとは、CGで作られたリアルなキャラクターとして、実際にSNSなどで活動する存在です。

アタリが展開する「Virtual Gemini」は、実在するタレントやアーティストがバーチャル空間で活動するためのデジタルキャラクターを作成するサービスです。実在する人物かのような姿のバーチャルヒューマンよりも、若干アニメーション寄りな見た目が特徴です。

同サービスでは、肖像のDX化にともなうIPの販売とキャラクターごとの各種マネタイズプランの提供も行われます。

国内外で進むバーチャルヒューマン事業

バーチャルヒューマンは国内外で取り組みが進められており、海外のリル・ミケーラなどはバーチャルインフルエンサー(影響力があるバーチャルキャラクター)と呼ばれています。国内ではファッションブランド「GU」やKDDIがバーチャルヒューマンを展開しています。

(参考)株式会社アタリ プレスリリース


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