Home » VRでデザイン確認できる「バーチャルデザインレビュー」、新たに音声通話や身体の動きを反映可能に


活用事例 2021.06.25

VRでデザイン確認できる「バーチャルデザインレビュー」、新たに音声通話や身体の動きを反映可能に

サイバネットシステム株式会社によるVR設計支援システム、「バーチャルデザインレビュー」の最新バージョン(V5.0)の販売が開始されました。最新バージョンでは音声通話によるコミュニケーション、機器との干渉確認などが可能になり、業務効率化が期待されています。

「バーチャルデザインレビュー」は、3DCADデータの変換や加工などをVR空間に表示でき、複数人がコミュニケーションを取りながら確認できるシステムです。設計デザイン変更などの情報を共有することで、開発にかかるコストや時間の削減が期待されています。本システムは東洋ビジネスエンジニアリングのVR支援システムに活用されています。

最新バージョンでは、VRヘッドセットに付いているマイクとイヤホンで遠隔地のメンバーと会話ができる音声通話機能。また、VIVEトラッカーに対応したことで、装着者の身体の位置と動きをVR空間のアバターに反映可能になり、機器に干渉するかどうかの検証や、姿勢を含めた指導といったことも可能になりました。その他、片手だけでメニューの操作ができるようになるといったUIの改善も行われています。

また、2021年7月21日には、「バーチャルデザインレビュー」の新機能や特徴について操作デモを交えた紹介が行わるWebセミナーが開催されます。参加費は無料となっています。

バーチャル空間向けソリューションの提供進む

なお、VR内で3Dモデルを表示したり、会話でのコミュニケーションを取るサービスは、HTCやSynamonなども取り組んでいます。

(参考)サイバネットシステム株式会社 プレスリリース


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード