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業界動向 2020.05.15

“人の眼レベル”のVRを実現するVarjo、無償レンタルプログラムを開始

VR/ARヘッドセットを開発・製造するVarjoが、自社製品の無償レンタルプログラムを開始しました。同社の公式サイトにある応募フォームを見る限りでは、日本も対象国に含まれているようです。

“人の眼レベル”の高解像度を謳うVR/ARヘッドセット

Varjoはフィンランドの首都ヘルシンキに拠点を構えるスタートアップで、“人の眼レベル”の解像度を誇るVR/ARヘッドセットを開発・製造しています。同社のVR/ARヘッドセットは、通常のディスプレイとマイクロディスプレイを重ねる「ビオニックディスプレイ」を採用しており、中心部分では人の眼の解像度である60PPD(1度あたり60ピクセル)を実現しています。

また、アイトラッキングが標準搭載されているほか、「VR-2 Pro」にはUltraleap社との提携によるハンドトラッキング機能も搭載。さらに2019年12月からはVRとARが切り替わる「XR-1」の開発者版も出荷開始しています(日本国内ではエルザ ジャパンが販売)。

今回のレンタルプログラムの対象になっているのは「XR-1 Developer Editon」「VR-2」「VR-2 Pro」の3機種。同社の公式サイトから応募することができ、応募フォームを見る限りでは日本も対象国に含まれています。


(対象国として日本も選択することができる。※赤枠は編集部で追記)

レンタルキットにはVR/ARヘッドセットやPCを含むハードウェアのほか、デモソフトやビデオ通話によるサポートも含まれています。貸出期間は2~5日程度ですが、「レンタルキットの在庫には限りがあるため、すべての申し込みに応えられない場合がある」とのことです。

(参考)Varjo公式サイト(英語)


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