日本ユニシス株式会社と東急不動産株式会社は、バーチャル空間に再現されたマンションを、VRヘッドセットを使って実際と同じスケールで体感できる「VR モデルルームxR 体験サービス」を発表しました。
本サービスは、超高解像度VR/ARヘッドセット「Varjo XR-3」を採用。XR-3はVRヘッドセットなだけでなく、前面に搭載されたカメラやセンサーで現実の情報も認識します。
両社は「仮想と現実が融合した空間をリアルに体感でき、周囲にいる人の実際の姿や家具などを見ることができる」としています。
本サービスは、東急不動産が分譲するタワーマンション「ブランズタワー大阪本町」で10月16日に開業するマンションギャラリー「アマ・テラスパビリオン」に設置予定です。
仮想と現実が融合した空間をリアルに体感、クロマキー技術により没入感を向上
日本ユニシスと東急不動産によれば、「本サービスでは、最上階共用部分を高解像度で再現し、オブジェクトの質感や、空間の奥行き、太陽光やライトの陰影までもリアルに表現。また、クロマキー技術により、周囲の人が見える仮想空間を体感できるため、より没入感が深まる」とのこと。両社は、竣工前で実際の物件が確認できない場合に、購入を検討しやすくなったとしています。
(参考)プレスリリース