VR/AR技術を活用したエンターテイメント施設「TYFFONIUM(ティフォニウム )」を展開するティフォン株式会社の親会社・TYFFON社は、217万ドル(約2.4億円)の資金調達を行いました。同社は今回の出資を受け、「TYFFONIUMの国内やアメリカ・カリフォルニア州ロサンゼルスへの展開を行う」としています。
出資元は株式会社ザッパラス、セガサミーホールディングス株式会社、みずほキャピタル株式会社、株式会社東急レクリエーション、キャナルベンチャーズ株式会社。TYFFONは、2017年10月に100万ドル(約1.1億円)、2018年4月にザッパラス、2018年7月には株式会社東急レクリエーションなどから資金調達を行っており、これまでの調達額の累計は400万ドル(約4.5億円)としています。
TYFFONIUMは東京・お台場のダイバーシティ東京に設置されている、VR/ARを融合させた体験施設です。ヘッドマウントディスプレイを装着し、バーチャル空間に複数人で入り込む体験を楽しめます。
体験できるアトラクションは、お互いに自分の姿を見ながら2人で手を繋いで死霊のいる洋館を脱出するホラーアトラクション「Magic-Reality: Corridor(マジックリアリティ:コリドール )」と、船上を舞台に異世界を旅するファンタジーアトラクション「Magic-Reality: FLUCTUS(マジックリアリティ:フラクタス)」があります。
「マジックリアリティ:コリドール」の体験レポート記事はこちら。
渋谷に2号店がオープン
2018年11月23日には、TYFFONIUMの2号店となる「TYFFONIUM SHIBUYA(ティフォニウム シブヤ)」が東京の渋谷にオープンする予定です。お台場店と同じく渋谷店でも「コリドール」と「フラクタス」を体験することができます。