動画プラットフォーム「TikTok(ティックトック)」は、独自のARコンテンツ制作ツール「TikTok Effect House」をリリースしました。Snapchatの「Lens Studio」等に続く、ARクリエイター向け新ツールの登場です。
プライベートベータ版を8月に開始
メディアTechCrunchがTikTokに確認したところ、「Tiktok Effect House」のWebサイトは8月上旬にオープンしたとのこと。現在はプライベートベータ版で、米国をはじめとした一部の国でのみ利用可能となっています。TikTokはツールを”実験的なもの”と称し、正式リリース時期は未定です。
TikTok is launching an Effects Studio in beta
h/t @Sam_Schmir pic.twitter.com/K3LS5S2Yoq
— Matt Navarra (@MattNavarra) August 14, 2021
SnapchatやInstagramなど、ライバルSNSに続く
今回の動きは、SnapchatやInstagramといったライバルのSNSに続くAR導入の一貫と見られます。TikTokは過去にAR広告導入を報じられ、また2021年1月には初のARフィルターも公開しました。
TikTokの広報担当者は、「我々は常に、TikTokのコミュニティに価値をもたらし、豊かな体験を実現する新しい方法を模索しています」と説明。クリエイターがアイディアを現実化するための新たなツールを提供し、実験中であると述べました。
「TikTok Effect House」はWindowsのPCとMacに対応するデスクトップアプリで、TikTok によればサードパーティーのアプリと組み合わせて利用することはできません。ベータ版の利用登録はこちらから。
(参考)VRScout
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(2021/08/29/22:50……名称が「TikTok Effect House」に統一されたことを確認。これに合わせ、記事内容を変更しました)