2021年1月7日、動画プラットフォーム「TikTok(ティックトック)」は、LiDARに対応した新年を記念するARレンズ(フィルター)をリリースしました。iPhone 12 Proシリーズで使用可能です。
LiDARはリモートセンシング技術のひとつ。iPhone 12 Pro(Pro Max)には、LiDARスキャナーが搭載されており、ARに重要な空間認識の精度を向上させています。
Twitterで公開された“LiDARレンズ”の紹介映像からは、くす玉が割れ、そこから紙吹雪と2021という数字が出現する様子が確認できます。米メディアTechCrunchは、紙吹雪がソファーや絨毯の上に、実物のように舞い落ちている点にLiDARが活かされていると説明しています。
To ring in 2021 we released our first AR effect on the new iPhone 12 Pro, using LiDAR technology which allows us to create effects that interact with your environment – visually bridging the digital and physical worlds. We're excited to develop more innovative effects in 2021! pic.twitter.com/6yFD2FfHta
— TikTokComms (@TikTokComms) January 6, 2021
TikTokは、このエフェクトについて「現実とデジタル世界をビジュアル的な懸け橋になる」ものと説明しています。また2021年には、“より野心的なエフェクト”が複数リリースされるとのことです。
(参考)TechCrunch