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3Dモデル活用 2018.10.15

3Dデータを手軽にVR出力する「SYMMETRY」製品版発売

VRソフトウェアの開発を行うDVERSE社は、VR内で3DCADを実寸で体験できるPC向けソフトウェア「SYMMETRY」の製品版を発売しました。本ソフトウェアは2017年2月からアルファ版を提供しており、今回製品版がリリースされた形となります。

「SYMMETRY」は、VR空間の中で「イメージ」や「デザイン」の正確な確認を行い、円滑なコミュニケーションを可能にするソフトウェアです。PCに保存されている3Dモデルのファイルを読み込むだけでという手軽さと、直感的な操作が可能という点が特徴です。

「SYMMETRY」の機能一覧は以下の通りです。
・3DCADファイルをインポートするだけで、VR上で実寸大で確認が可能
・複数人でのコミュニケーションを可能にするオンラインコラボレーション機能
・日付、時刻に基づいた、日照シミュレーション機能
・デザインの修正指示、承認をVR上で可能にする Redline Markup 機能
・VR空間内で行なった修正指示、デザイン承認を3DCADに反映させるプラグイン
・VR空間内での照明シミュレーション機能(SU Podium対応)
・3DCADデータのクラウド管理機能

アルファ版は108カ国で利用

リリースによれば、「SYMMETRY alpha」は2018年10月現在、108カ国9,700以上の企業、大学、建築事務所などで使用されているとのことです。アルファ版はこれまでに3Dモデリングソフトへの対応、初心者にも分かりやすいチュートリアル機能などの実装や、Windows Mixed Realty(Windows MR)ヘッドセットへの対応も行われています。

(参考)DVERSE プレスリリース


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