12月20日、VR内で3DCADデータを実寸で体験できるPC向けソフトウェア『SYMMETRY alpha(シンメトリーアルファ)』の最新アップデート(Version 1.5)が行われました。
『シンメトリーアルファ』は、VRデバイス「HTC Vive」を使用し、PCに保存されている3Dモデルのファイルを読み込むだけで、VR空間内にモデルを手軽に表示させることが可能です。本ソフトの使用方法は以下のとおりです。
PC内のVRでファイルを選択
ジオラマのように見下ろすモードと、その中に原寸大で入り、歩き回るモードの2種類が利用可能。
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好きな角度からの写真撮影やメモなどの機能も
『SYMMETRY alpha』を開発するディヴァース社は、2017年7月に約4,500万円の資金調達を実施しています。また、音響機器メーカーであるゼンハイザージャパンと共同で、VR空間における立体音響に関する実証実験も行っています。
今回のアップデートにより、 3Dモデリングソフト『SketchUp Pro 2018』と『3D Warehouse』に対応しました。また、初心者に分かりやすいチュートリアル機能、お知らせ機能なども実装されました。
『SketchUp Pro 2018』で作成したモデルをVR内に表示、『3D Warehouse』上のモデルを『シンメトリーアルファ』に直接インポートすることが可能です。3Dモデルを世界中のユーザーと共有し、1つのVR空間を複数人で共有出来る「オンラインコラボレーション」も行えます。
(参考)
DVERSE Inc. プレスリリース
http://dverse.me/ja/2017/12/symmetry-alpha-ver-1-5/