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ノートPC1台で裸眼立体視を実現 エイサーが新技術「SpatialLabs」を発表

PCメーカーのAcer(エイサー)は2021年5月27日、グローバルプレスカンファレンス「[email protected]」をオンライン開催しました。同カンファレンスではノートPCやPCディスプレイなど、エイサーの新製品が数多く発表されています。

その中でMogura編集部が注目したのは、「SpatialLabs」(スペーシャルラボ)と呼ばれる裸眼立体視ディスプレイシステム。本記事ではそのSpatialLabsについて紹介します。

裸眼立体視ディスプレイとは

裸眼立体視ディスプレイは、VRヘッドセットや3Dメガネを装着することなく映像を立体視できるディスプレイ。デバイス装着の手間がないことや、複数人で同じ映像を簡単に観賞できるため、ライトユーザーにも利用しやすいのが特長です。

裸眼立体視ディスプレイにはソニーの「ELF-SR1」やLooking Glass Factoryの「Looking Glass」シリーズなどがあります。また、Googleは5月に開催された「Google I/O 2021」にて、裸眼立体視ができるライトフィールドディスプレイを利用したオンラインコミュニケーションシステム「Project Starline」を発表しています。

ソニー、"空間再現"ディスプレイ「ELF-SR1」発表 ソニーストアで展示 | Mogura VR

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個人向けの裸眼立体視ディスプレイ「Looking Glass Portrait」発表、199ドルから購入できるキャンペーンも | Mogura VR

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グーグル、リアルタイムで3Dを生成・伝送し、まるで目の前にいるように話せる新技術「Project Starline」を発表 | Mogura VR

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ノートPC1台で裸眼立体視を体験できるSpatialLabs

エイサーが今回発表した「SpatialLabs」は、同社の説明によれば「高度なディスプレイ、センサーソリューション、最新のリアルタイムレンダリング技術により、直感的なインタラクションをもたらす一連の没入型体験」とのこと。

具体的には、ユーザーの目や頭の位置をトラッキングするステレオカメラと、ステレオスコピック3D(立体視可能な3D映像)を表示可能なディスプレイを搭載したノートPCで裸眼立体視を実現するというものです。


(2基のイメージセンサーで構成されたステレオカメラをディスプレイの上縁部に搭載。目や頭の位置と動きをトラッキングする)


(通常のノートPCのディスプレイ表面にステレオスコピック3D可能な光学レンズを接着。ステレオスコピック3Dモードと2Dモードを切り替えることができるため、立体視を必要としないときは普通のノートPCとして使用可能)


(MayaやBlenderなどの3DCG制作ソフトで作成した3DCGを立体表示可能。3Dモデルの回転・移動・ドラッグをリアルタイムで裸眼立体視することもできる)

Moguraではカンファレンスに先立ち、都内にある日本エイサーのオフィスで行われたデモ体験会に参加。Acerのクリエイター向けノートPCシリーズ「ConceptD」をベースにしたプロトタイプ機でSpatialLabsを体験しました。

裸眼立体視は肉眼でないと体験できないため、体験を写真や動画で十分に紹介できないのが残念ですが、体験会ではSpatialLabsの専用ランチャー「SpatialLabs Experience Center」を通じた裸眼立体視をデモ体験。

日本エイサーの担当者によると、裸眼で立体視できる最適な距離は正面35~55センチ、左右それぞれ17~23センチ(計34~46センチ)とのこと。実際、普通にノートPCを使う姿勢であれば問題なく立体視が体験できました。

https://www.youtube.com/watch?v=99CqGSAHsZY

(SpatialLabsのコンセプト動画)


(立体モデルビューアーや立体動画プレイヤーなどがセットになったランチャー「SpatialLabs Experience Center」)

3DCG制作アプリとの連携も容易。Unreal Engineにも対応

SpatialLabsにはまた、立体映像を制作するための環境も用意されています。fbx形式やobj形式など、3DCGソフトの主要な3Dファイルフォーマットに対応しているほか、BlenderやAutodesk Fusion 360などの主要な3Dソフトウェア向けのアドオンも用意。作成したデザインを立体表示させて、その場でクライアントに見せることも可能です。


(外部ディスプレイで3Dモデルや2Dシーンを編集しながら、SpatialLabs搭載のノートPCではリアルタイムで裸眼立体視映像を表示することも可能)

また、エピックゲームズのゲームエンジン「Unreal Engine」にも対応。Acer独自の「Acer XR Runtime」を使用し、Ureal Engineでのプロジェクト作成&パッケージ化し、立体表示させることができます。先日発表されたばかりのUnreal Engine 5についても、開発元のエピックゲームズとの協議を進めていく予定とのことです。


(Unreal Engineでのコンテンツ制作にも対応)

コンテンツのデベロッパー募集プログラムも開始

プレスカンファレンスではまた、Unreal Engineでコンテンツ制作を行うデベロッパーの募集プログラムも発表されました。

参加者にはSpatialLabs搭載のプロトタイプノートPCが3か月レンタルされ、プロジェクト制作に使用できるとのこと。作成されたプロジェクトは後日AcerのSpatialLabsに関わるデモや展示で披露される予定です。プログラムは日本を含む世界のどの国からも応募可能で、締切は2021年6月30日(水)。締切後の審査を経て採用者が決定されます。応募用のフォームはこちら

日本エイサーの担当者いわく、「法人用途はもちろん、個人のクリエイターの方々にもぜひ使ってもらえる製品にしたい」とのこと。製品化の時期や価格、日本でも販売されるのかなど、現時点ではすべて未定ですが、続報に期待したいところです。

なお、カンファレンスの様子はAcerのYouTubeチャンネルで視聴できます(※英語)。SpatialLabsの紹介は21分45秒ごろから登場するので、SpatialLabsに興味がある人はぜひチェックしてみてください。

https://www.youtube.com/watch?v=1clf-aW0oak

(参考)プレスリリース(英語)


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