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活用事例 2020.07.06

スナップチャットとグッチが「ARトライオン」を開始、自宅でスニーカーを試着

AR事業への注力が見て取れるスナップチャット。同社はファッションブランドのGUCCI(グッチ)のスニーカーを、ARで試着できるキャンペーンを開始します。

スナップチャットで試着から購入まで

このAR”トライオン(試着)”は、6月にSnap.Incが発表した機能によるものです。ユーザーはスナップチャットのアプリを起動。自身の足にスマートフォンのカメラをかざし、同ブランドの最新スニーカーを履いた様子を確認できます。商品が気に入れば、”Shop Now”のボタンをタップして購入することも可能です。

Snap社のファッション・美容部門代表Selby Drummond氏は、「スナップチャットユーザー(Snapchatters)は、当社のプラットフォームを使ってブランドと結びつきを強める方法がもっとないかと、熱心に探しています。我々はグッチのようなパートナーと、こうしたユーザーを繋ぐ手助けをできることにワクワクしています」「(ファッション)業界は、小売の未来にとってARトライオンが非常に重要になると理解しています。当社はこの分野に何年も投資しており、大好きなブランドと共にユーザーへ提供できることを誇らしく思います」と説明しました。

グッチのスニーカートライオン機能は日本でも展開予定です。その他、北米、イギリス、フランス、イタリア、UAE、サウジアラビア、オーストラリアの各国で対応します。

広がるARトライオンの動き

Snap社が着目したARトライオン。グッチも過去に、オリジナルのトライオンアプリをリリースしています。こうした「AR試着」は来店する必要もなく、ますます拡大を見せそうです。

(参考)AdNews


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