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サムスン、改良型MRヘッドセット「Odyssey+」新型ディスプレイ採用

サムスンが米国向けの公式オンラインストアページにて、新型ヘッドセット「Odyssey+」を公開しました。Windows Mixed Reality(Windows MR)向けのヘッドセット「Odyssey」の後継機種と見られ、新たなディスプレイ採用で画素数を高めずに見え方を改善したと謳っています。

価格、スペック以外は未公表

Samsung Odyssey」は2017年11月に発売されたマイクロソフト社のMRヘッドセットのひとつで、PCに繋いでのVR体験が可能です。有機ELパネルを搭載し、ヘッドホンも内蔵と他のPCメーカーのMRヘッドセットよりも性能・快適性の高いプレミアムなモデルとして登場しました。2018年10月現在、日本国内では販売されておらず、アメリカや中国などの一部地域向けにのみ販売されています。

後継機種については今年に入ってからFCC認証申請等の動きが見られていましたが、サムスンは詳細を明らかにしておらず、今回もウェブサイトの記載以外に発表を行っていません。発売日も不明です。新デバイスの価格は499.99ドル(約56,000円)。購入できる場所のリストは10月23日現在まだ空欄です。

対スクリーンドア効果のディスプレイを採用

「Odyssey+」最大の特長とみられるのが、初めて”Anti-SDE(アンチスクリーンドア効果)”ディスプレイを採用した点です。スクリーンドア効果(The screen-door effect 、SDE)は、ディスプレイに網目模様が見えてしまう問題。ディスプレイのピクセル間には明度の差があるため、VR映像を視聴する際にグリッド線のような模様が視界に入ってしまいます。サムスンは今年7月、「Anti SDE AMOLED(アンチSDEのAMOLED)」で商標登録を行っていました。

https://www.youtube.com/watch?v=O8oJe_NgMvA

ホームページによれば、同社の”Anti-SDEディスプレイ”は各ピクセルの光線を拡散させ、周囲のピクセルの画像を複製。ピクセル間の隙間を見えなくするということです。この結果、1インチあたりの画素数は616ppiと現行のOdysseyから変わらないものの、ユーザーの眼にはその倍に当たる1,233ppiのディスプレイとして映る、と謳っています。

ただしスクリーンドア効果の改善によって、どれだけユーザーの見るVR画像が鮮明になるのかについては、Road to VRのように疑問を投げかけるメディアもあります。

11月に詳細発表?

ディスプレイ以外の変更点については、ヘッドセットの鼻部分の拡大(32mm→40mm)や顔のインターフェースが大きくなった(138mm→146mm)点が挙げられます。より多くのユーザーの顔にフィットし、メガネを付けたままでも使いやすくなることが期待されます。
また現行の645gに対して、590gと軽量化も図られています。

サムスンは11月7~8日にデベロッパーカンファレンスを予定しており、この中で「Odyssey+」の発売時期などについて公表があるのか、注目されます。

(参考)Road to VRUpload VR
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