Home » VRリハビリツール「RehaVR」、東急不動産の介護住宅で提供開始


活用事例 2023.02.02

VRリハビリツール「RehaVR」、東急不動産の介護住宅で提供開始

silvereye株式会社は、東急不動産が展開する介護住宅「グランクレール」にVRリハビリツール「RehaVR」の提供を開始しました。

360度動画を利用したVRリハビリテーション

RehaVR」は、ヘッドセットと小型フィットネスバイクからなるVRリハビリツールです。ヘッドセットでは、360度動画がペダルの動きに合わせて再生され、VR散歩体験ができます。

これまでにも、下肢筋力や全身持久力の改善が見込めるとして、リハビリテーション施設や福祉施設などで導入が進められてきました。

RehaVRは現在、日本三名園である兼六園や、スペインのサクラダ・ファミリア周辺をはじめとして、国内外320ヶ所以上の観光名所や自然風景の360度動画が用意されているとのこと。ペダルを漕いだ分だけ記録され、ユーザーごとに結果や実績を管理できます。

導入施設や東京医療保健大学と連携しながら、実践研究も行っており、VRトレーニングによるリハビリテーションの効率性、継続性を向上させていく方針とのことです。

東急不動産系列の「グランクレール」では、とくにコロナ以降、疾患や環境などの要因から自由な外出が難しくなった高齢者のVR活用、効果分析に意欲的に取り組んできたとのこと。

本導入にあたっては、東急からはコンテンツの豊富さだけでなく「ユーザーの身体状態に合わせて、ペダル運動と連動しなくても楽しめる」「iPadで散歩体験の様子をリアルタイムで閲覧・共有でき、コミュニケーションのきっかけにもなる」といった点が評価されたとsilvereye社はコメントしました。

(参考)プレスリリース


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード