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VR/ARを用いて工場での現場作業を効率改善

米国の大手ビジネス向けソフトウェア企業オラクルは、工場や製品製造などの動きをコンピューター上で再現する「デジタルツイン」を同社の製品に取り入れ、機能拡張を行うとの発表を行いました。その一環としてVRとARを取り入れることによって、従来の現場作業を大きく効率改善することができます。

デジタルツインとは、工場や製品などに関わる物理世界での動きを、そっくりそのままデジタル上に、リアルタイムで再現する技術です。実際に製造を行う工場や、出荷する製品をデジタル上にシミュレーションすることで、物理世界での工場の制御や管理を容易にすることができます。

VRを用いたデモ

同社はモバイルVRヘッドセットGear VRを用いて、実際の工場を再現したバーチャル空間の中をユーザーが歩き回ることができるデモを発表しました。バーチャル空間内の機械は物理世界の実際の機械のデータを反映しているため、物理世界とほぼ同じ環境をバーチャル空間で構築することができます。

また、VRをトレーニングに活用するデモも行われ、実際の環境と同じものをバーチャル空間に構築することで、実際の施設で作業するのと同じ状況で、バーチャル空間でシミュレーションを行うことができます。

また、現場で働く作業員向けのVRトレーニングシステムとして、新型の機械や装置の操作方法をバーチャル空間であらかじめ学ぶシステムもあります。これによって、新型の設備や機械が実際の工場に到着するころには、作業員はすでにそれらの操作方法を習得している、ということが可能になります。

ARを用いたデモも展示

また、ARを活用したデモも公開されました3Dプリントされた工業用ポンプのモデル(トップの画像にて確認できます)にはバーコード状のマーカーが貼り付けられており、これをタブレットでスキャンすると、実際に稼働している工業用ポンプの動作状況が、リアルタイムでディスプレイにAR表示されるというものです。

また、機械が故障した際、タブレットを用いてインタラクションが可能なマニュアルをAR表示するデモも展示されました。

実際に体験した米メディアRoad to VRの記者によると、タブレットを用いたマニュアル操作は使いづらく感じたとのこと。将来的にはグーグルグラスなどのエンタープライズ向けのスマートグラスの普及によって、より容易に閲覧できるようになることが予測されます。

(参考)
Road to VR / Oracle is Bringing AR and VR Visualization to Its Enterprise IoT Platform(英語)
https://www.roadtovr.com/oracle-cloud-enterprise-iot-ar-vr-visualization/

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