韓国を拠点とするXR企業NP Incが、バルセロナで開催されたMobile World Congress(MWC)にて、VRヘッドセットと組み合わせた1人用ポッド型ソリューション「Mua Home」を発表しました。職場環境でのバーンアウト(燃え尽き症候群)対策を目的とした製品です。
Mua Homeは、約3.3㎡のスペースに設置できる1人用ポッド型の空間ソリューションです。非接触式のAIカメラセンサーにより、心拍数・心拍変動(HRV)・血圧・体温など6種類の生体信号をリアルタイムで計測します。取得したデータはNP独自の感情推論モデル「MIND-C AI」が分析し、ユーザーの状態に最適化されたXRメディテーションコンテンツを自動で提案します。計測・分析・推薦・回復・フィードバックまでが1つの空間で完結する点が、既存のアプリ型サービスとの違いとされています。
設置面では、工事不要で1時間以内に組み立てられるプレハブ構造を採用。無人での運用にも対応しており、企業の福利厚生スペースや公共施設への導入を想定した設計です。外観のカスタマイズにも対応しており、ブランドコンセプトに合わせた展開も可能としています。
法人向けには、従業員の匿名化されたストレス指数やバーンアウトリスクをデータで把握・管理する機能も備えています。個人の健康情報が特定されない形での提供です。MWCの展示では、オーケストラの音響を視覚化した「Sound Meditation」やXRを活用した「Art Meditation」も披露されました。これらのコンテンツは4月にB2C向けアプリでも更新される予定です。また、MUA iOSバージョンの正式リリースも計画されており、iPhoneやApple WatchとXRデバイスを連携させたリアルタイムの感情計測にも対応する見込みです。
NP Inc代表のBaek Seung-up氏は「XRコンテンツ企業の枠を超え、AIの感情データと空間設計を組み合わせた『空間型デジタルヘルスケア』企業としてのビジョンを正式に示す場」と今回のMWC出展を位置づけています。「Mua Homeのリリースを通じてコーポレートマインドケア市場に参入し、グローバルなパートナーシップを拡大していく」としています。
サービス概要
| 製品名 | Mua Home |
| 開発元 | NP Inc(韓国・ソウル) |
| 発表場所 | Mobile World Congress(MWC)、バルセロナ |
| 設置面積 | 約3.3㎡ |
| 計測項目 | 心拍数・HRV・血圧・体温など6種類 |
| 主な機能 | 生体センサー計測、MIND-C AIによる分析、XRメディテーション提供 |
| 設置方式 | プレハブ構造、工事不要、1時間以内に設置可能 |
| 対象 | 法人(企業福利厚生・公共施設など) |
| 今後の予定 | MUA iOS版リリース、Apple Watch連携、コンテンツの4月更新 |
参考
https://muameditation.com/board/press/view.do?seq=P0000042
https://www.roadtovr.com/vr-worker-pods-xr-meditation/
・Mogura VRはRoad to VRのパートナーメディアです。
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