Home » メタバースクリエイターズが1億1,111万円を資金調達 アミューズなどとのシナジーでコンテンツ創出を加速


投資 2024.08.30

メタバースクリエイターズが1億1,111万円を資金調達 アミューズなどとのシナジーでコンテンツ創出を加速

株式会社メタバースクリエイターズはシードラウンドで1億1,111万円を調達したことを発表しました。今回の資金調達は、「メタバースとエンタメやリアル拠点をつなぎ、日本から世界へ向けたコンテンツ創出を加速する」ためとしています。

メタバースクリエイターズは、2023年に創業したメタバースクリエイター専門プロダクションです。VRChatやRobloxなどのメタバースプラットフォームに向けたコンテンツ制作や関連技術の開発を手掛けています。VRChatにおけるアニメ「serial experiments lain」のオンライン展覧会やアバターのポージング写真を撮れる「The Avatar Studio」などの人気ワールドを運営。ワールドを作るだけでなく、「AvatarNPCシステム」などメタバースの体験をさらに盛り上げるためのシステムも提供しています。

今回の資金調達により、企業との協業やレベニューシェア型のコンテンツ開発にさらに注力し、メタバースの活用事例創出やCXO人材の採用による組織強化を行うとのこと。

なお、今回の資金調達には、株式会社アミューズや西部ガスグループのCVCであるSGインキュベートが運営するファンドが参画しています。アミューズに関しては、所属アーティストや保有する多様なIPなどのコンテンツ資源を3Dアバター化してメタバース上に展開する試みに挑戦するとのこと。また、SGインキュベートは地盤とする九州北部における不動産や食などのアセットとメタバースを組み合わせる「リアル×メタバース」の共創を検討していく、とのことです。

(参考)プレスリリース


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード