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トヨタ・JR東日本のMR活用事例 作業効率化や訓練環境整備

日本マイクロソフト株式会社は2018年11月5日~7日、東京都港区にて企業や組織のIT導入運用にかかわるエンジニアらを対象に、技術カンファレンス Tech Summit 2018を開催しています。

11月5日の基調講演ではマイクロソフト・コーポレーションCEOのサティア・ナデラ氏が、トヨタ自動車株式会社と東日本旅客鉄道株式会社(JR東日本)のMR/マイクロソフト製デバイスHoloLens活用事例を発表しました。

トヨタのMR活用事例

トヨタではMRを活用した複数の取組み検討が進められており、今回は「塗装の膜厚検査での活用」及び「試作工場の設備移設での活用」が紹介されました。

https://www.youtube.com/watch?v=1nnIX75Vpn0

塗装の膜厚検査での活用

完成車に綺麗に塗装するために、トヨタでは試作車で塗装のチューニングを実施し、ムラなく均一の膜厚がとれているかどうかをチェックしています。従来の膜厚検査では、クルマの曲面に合わせた型紙を作製。一定間隔で穴を開け、測定器をあてて測定し、そのデータに基づいて塗装設備を調整していました。同社は車のバリエーションが多いため、型紙作製に非常に多くの手間と時間が必要となります。

そこでHoloLensを導入し、試作車にバーチャルの測定点を重ねて表示し、その点に測定器を当てて測る手法に変更しました。これにより、2人がかりで1日かけていた作業が、1人の作業者、2時間で準備できるようになったとのこと。劇的な作業の効率化と時間短縮が可能となりました。


(これまでの手法)


(HoloLensを用いた手法)

工場の設備移設での活用

もうひとつの取組事例が、工場の設備移設での活用です。具体例として提示されたのが、トヨタ自動車東日本株式会社の東富士工場における、大型レーザー溶接機の設備入れ替えのシミュレーション。ここではHoloLensとMRビジネスアプリケーション「Dynamics 365 Layout」を用い、実際に設備を移設する前に確認を行います。

実空間に実物大の3Dモデルを配置し、照明や柱にぶつからないか、作業はしやすいか、安全性は確保できるか等のチェックが可能です。事前に確認できるため、現場でのトラブルや余計の手戻りを防ぐことができます。さらに、「Dynamics 365 Remote Assist」活用で、遠隔地の関係者に現場の映像を瞬時に共有。遠隔でのコミュニケーションが可能となります。

JR東日本のMR活用事例

JR東日本では、鉄道信号設備の保守業務、及び線路設備の保守訓練でHoloLensを活用した取組を進めています。

鉄道信号設備の保守業務

保守の拠点となるメンテナンスセンターにおいて、設備の故障時には指令所から、ベテラン社員が主として”音声”で、現場に対し復旧指示を出しています。しかし音声では、現場への具体的な指示や、現場からの報告が正しく伝わりにくく、時間がかかるといった課題がありました。

この解決策として、HoloLensと「Dynamics 365 Remote Assist」を導入。作業員とリアルタイムに視界が共有でき、音声だけでなく視覚的に指示が行えるようになりました。遠隔地で図面や検査データを共有し、ベテラン社員の知見や豊富なノウハウを現場で活かすことが可能です。これにより、現場の保守作業の正確性や迅速性の向上が期待されます。

線路設備の保守訓練

もうひとつの活用例が、HoloLensを用いた訓練環境の整備、訓練頻度の増加、習熟度の早期向上を図る取組です。特に現在は、複雑な構造を持つ電気転てつ機の保守点検手順を、3Dアニメーションで理解するアプリケーションを開発しています。これにより、訓練頻度を高め、さらに実機を使った訓練と組み合わせ習熟のスピードアップが期待できます。


(電気転てつ機の保守手順のトレーニング風景)


(HoloLensを用いたトレーニング風景)

両社の取組詳細は、こちらの日経ビジネスのウェブサイトでも紹介されています。

(参考)Windows Blogs

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