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メタバース最新動向 2022.04.06

世界中からメタバース関連の話題をお届け メタバース通信 vol.33

AR/VR業界のみならず、さまざまな業界を巻き込んで話題の「メタバース(metaverse)」。「メタバース通信」では、メタバースに関する世界中の最新情報をキャッチアップ。人々の新たなコミュニケーションや経済の場になるであろうメタバースを形作る、さまざまな情報をコンパクトにまとめてお伝えします。

目次(vol.33)

1. カナダのフィンテック企業、「メタバース向け」プリペイドカードを発表
2. Meta、暗号資産・メタバース関連の商標登録申請
3. KFC、メタバース・NFT関連の商標登録申請

カナダのフィンテック企業、「メタバース向け」プリペイドカードを発表


(画像元:Liquid Avatar Technologies)

アバターやブロックチェーン、フィンテックソリューションを手がけるカナダの企業Liquid Avatar Technologiesは2022年3月21日、“メタバース向けのプリペイドカード”を謳う「LQIDカード」を発表しました。

LQIDカードは米国内で利用可能なプリペイドカード(デビットカード)。プリペイドカードとして使えるのはもちろん、同社が提供予定の新サービスLiquidshopzを通じてキャッシュバックが受けられます。また、ブロックチェーンメタバース「Aftermath Islands Metaverse」と提携し、Aftermath Islands Metaverse内でアイテム購入などに使えるポイントがもらえるキャンペーンも実施するとのことです。

(参考)Liquid Avatar

Meta、暗号資産・メタバース関連の商標登録申請


(画像元:Meta)

Meta社(Meta Platforms Inc.)は2022年3月18日、暗号資産やメタバースに関連する商標を米国特許商標庁(USPTO)に登録申請しました。USPTOのライセンスを受けた商標弁護士、Mike Kondoudis氏が自身のTwitterにて伝えています。登録を申請しているのは暗号トークンやブロックチェーンソフトウェア、仮想通貨関連(ウォレットや取引所を含む)など計8つの商標です。

Meta社はCEOのマーク・ザッカーバーグ氏がインスタグラムにNFTを統合する構想を語ったり、一方でデジタル通貨プロジェクトDiem(ディエム)の売却を発表するなど、暗号資産やブロックチェーン関連でさまざまな動きを見せています。

(参考)Bitcoin News

KFC、メタバース・NFT関連の商標登録申請


(画像元:KFC)

KFC(ケンタッキー・フライド・チキン)やタコベル、ピザハットを傘下に持つヤム・ブランズ(Yum! Brands)は2022年3月25日、KFCの名称とロゴをメタバース・NFT関連の商標として登録申請しました。申請内容はバーチャルフードやNFTアイテム、オンラインストア、バーチャルレストランに類するものです。

今回のKFCのほかにもマクドナルドやバーガーキングなど、ファストフード業界ではメタバース・NFT関連の商標登録申請を行う動きが活発になっています。

(参考)FinBold


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