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業界動向 2025.07.15

Meta 提携先のアイウェア世界最大手EssilorLuxotticaに約35億ドル出資か AIグラス市場への投資加速

Metaが、アイウェア大手EssilorLuxottica(エシロール・ルックスオティカ)への出資を行ったと報じられました。出資は少数株の取得とみられ、両社のスマートグラス分野における協業をさらに強化する動きと受け止められています。海外メディアBloombergの報道によれば、MetaはEssilorLuxotticaの株式の約3%を取得し、金額は約30億ユーロ(約5160億円、約35億ドル)にのぼるとのことです。今後、出資比率を約5%に引き上げる可能性もあると伝えられています。

両社はスマートグラス「Ray-Ban Meta」シリーズの共同開発を手掛けており、提携は2030年まで拡大される予定です。

MetaのCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏は、2025年5月の2025年第1四半期決算において、Ray-Ban Metaの売上が前年同期比で3倍に増加したと明らかにし、AIを活用したデバイスが今後の重要な売上の柱となると言及。Ray-Ban Metaはすでに全世界で200万台以上販売されており、EssilorLuxotticaは、2026年末までに年間1000万台規模の生産体制を整える計画を明らかにしています。

両社は2025年6月に、スポーツブランド「オークリー」との協業による新型スマートグラス「Oakley Meta HSTN」も発表しています。12メガピクセルの超広角カメラを搭載し、最大3Kの動画撮影が可能です。Ray-Ban Metaと比べて解像度が2倍となっており、バッテリーの持続時間も通常使用で最大8時間、スタンバイで最大19時間と2倍に延びています。IPX4の耐水性能を備え、音声操作やMeta AIによる生成AIとの対話も可能です。

価格は通常版が399ドル、限定版が499ドルで、限定版は7月11日より予約が始まっています。対象地域は米国や欧州を中心に広がっており、今年後半にはメキシコ、インド、アラブ首長国連邦でも販売される予定です。

また、オークリーブランドからは「Hypernova」というコードネームで新たな高価格帯スマートグラスが準備中と一部海外メディアで報じられています。ヘッドアップディスプレイやニューラルリストバンドを搭載し、価格は1000ドルを超える見込みです。Meta Connect 2025での発表、10月の予約開始が予想されていますが、これらは現時点で確定情報ではありません。

AIを搭載したスマートグラス市場ではテック大手とアイウェアメーカーの動きが加速しています。中国のXiaomi(シャオミ)はすでに「Xiaomi AI Glasses」を発売。Googleは米アイウェアブランド「Warby Parker」や韓国アイウェアブランド「Gentle Monster」との提携を進めており、2025年中にAndroid XR搭載AIグラスの開発が本格化する予定です。

(参考)Road to VR

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