動画サービスHuluにて配信中のTVシリーズ「Light as a Feather」シーズン2の公開に先駆け、制作元のAwesomenessは、MRデバイス「Magic Leap One」に対応したMRコンテンツを発表しました。TVシリーズとストーリーが連携しており、ファンを楽しませる内容となっています。
本コンテンツは、AwesomenessがMagic LeapとViacomXR labと協働で制作。7月10日から7月13日まで米ロサンゼルスのアナハイムで開催される世界最大級の動画の祭典「VidCon US 2019」にて公開されています。
TVシリーズと交錯するMR体験
Awesomenessによると、「Light as a Feather」のMRコンテンツは、TVシリーズとストーリーが連携しており、ユーザーは「Light as a Feather」の根底にある謎を解明していく内容となっています。
本シリーズは、10代の少女たちが不可解な謎に巻き込まれていく超常現象スリラーです。遊び心で始めたゲームをプレイした少女たちが、次々と死んでしまう呪いが始まるというストーリー。MRコンテンツでは、ユーザーがバーチャル世界のモノに触れ、人と対話しながら、キャストとともにこの呪いを解決していくという内容になっています。
VidConで公開されているもうひとつの「Light as a Feather」のMR体験では、参加者は実際のブースで横になります。その後、バーチャル世界の中にいるバイオレット、マケンナ、アレックス、イサックのキャストたちが呪文を唱えると、参加者の身体が浮遊するという体験ができるとのこと。その光景はまるでTVシリーズの中のワンシーンのようです。
ストーリーテリングの新しい道に期待
AwesomenessのマーケティングVPであるNikki Scoggins氏は、今回の提携によって、同社が「ストーリーテリングの最先端に立つことができた」と話しています。また、Magic Leapのマーケティングコミュニケーション部門のチーフDaniel Diez氏は、今回の「Light as a Feather」のXR(VR/AR/MR)プロジェクトは、従来のファン達に、より一層ストーリーを楽しむ方法を提供した」と語りました。
(参考)VARIETY