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プロモ・マーケティング 2018.10.25

KDDI、自動運転×VRの実証実験を開始 地域活性化狙う

KDDI株式会社と長野県・飯田市は、一般公道を自動運転車で走行し、3Dマップと連動したVRコンテンツの視聴体験の実証実験を実施します。自動運転車に乗車中、VRデバイスを通して走行場所に合わせた観光情報が表示される体験についての実証実験です。また、今回の発表とあわせて、KDDIと飯田市は地域活性化を目的に、XR(AR/VR/MR技術)や自動運転技術を活用する包括協定を締結しました。


(VR体験のイメージ画像)

本実証実験は2018年11月3日、飯田市で開催される「飯田 丘のまちフェスティバル」にて行われます。飯田市の東和町ラウンドアバウトにて、一般公道を自動運転車で実際に走行しながら、走行場所や沿道風景に合わせた観光情報をVRデバイスを通じて表示します。

今回の実証実験は、2027年開業予定のリニア中央新幹線の停車駅となる飯田市において、駅から観光地への区間の自動運転、VRを活用した利便性向上を目的としています。なお、本実証はアイサンテクノロジー株式会社、株式会社ティアフォー、株式会社シナスタジアの協力のもと実施されるとのこと。

自動運転とVRの試みはアップルやUberも

自動運転中の社内でVRを活用する試みは、アップルやUber(ウーバー)などでも進められているようです。今回のKDDIと飯田市によるものは外部の情報に関連した観光情報を表示するものですが、他企業でも類似した「外部環境や車の走行状況を反映したVR」に関する特許などが複数確認されており、注目を集めています。

(参考)KDDI株式会社 プレスリリース


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