日本航空株式会社(JAL)と、ビジネス向けにVRサービスを手掛けるナーブ株式会社は、海外の法人セールスにおいて、VRでJAL機内の魅力を伝える実証実験を行います。JALを利用するきっかけとなるよう、シートだけでなく、機内食や客室乗務員によるサービスもVRで体験してもらう取り組みです。
質の高いおもてなしをVRで体験
JALとナーブはこれまでにもVRを活用して、海外のユーザーにもJALを知ってもらうための取り組みを行ってきました。2017年には、より満足できるサービスを選べるよう、海外空港カウンターでVRを活用したシートアップグレードのVR体験を実施。好評を得たということです。
今回の法人セールスでの実証実験では、JALを利用するきっかけとなるよう、シートだけでなく、機内食や客室乗務員によるサービスもVR体験できます。従来はパンフレットなど紙媒体でしか表現できなかったシートの快適性や、JALならではの質の高いおもてなしを、VRによってよりわかりやすく伝える試みです。
実証実験には、軽量で折り畳み可能なナーブの新型VRゴーグル「モバイルクルール」を使用します。営業先のオフィスや展示会場などさまざまな場所で、手軽に機内にいるかのような臨場感溢れる映像を楽しめるようになったとのことです。
実証実験概要
対象地域:香港、シンガポール、オーストラリア(今後拡大予定)
期間:2018年7月~2019年3月(予定)
コンテンツ内容:ビジネスクラスシート、プレミアムエコノミークラスシート、機内サービス全般
(参考)日本航空株式会社プレスリリース