Home » イマクリエイトと東京大学、VRトレーニングを共同開発 皮下注射や採血など学ぶ


活用事例 2022.02.04

イマクリエイトと東京大学、VRトレーニングを共同開発 皮下注射や採血など学ぶ

イマクリエイト株式会社東京大学は、医学部生向けのバーチャルトレーニングを共同開発しました。バーチャル空間上で、実際に患者に行っているかのように穿刺(針を刺すこと)の実習ができます。

本コンテンツは皮下注射や静脈採血、末梢静脈カテーテル挿入の3つの穿刺手技について、実際の患者に行っているかのように学習することができるバーチャルトレーニングです。消毒から患者への声掛け、穿刺、片付けまで、一連の所作を学習することができます。

現実のように実際に自らの身体を使いながら行う実習

イマクリエイトによれば、穿刺の習得には実際の患者に行う前に十分な準備が必要な一方で、トレーニング用の消耗品を定期的に補充する必要性や、同時に多数の学生の練習が困難といった課題があるとのこと。同社は「現実のように実際に自らの身体を使いながら行う実習」をコンセプトにバーチャルトレーニングを開発。設備・備品の有無を問わず、いつでも何度でも医学部生がトレーニングをできる環境を実現しました。

現実における様々な動きのXR化を目指す

イマクリエイトは「XRでやってみる」が当たり前のようにできる世の中の実現を目指し、溶接業務やゴルフレッスンなど、初学者の技術習得効率を改善するVRトレーニングツールを開発しています。同社は、2021年1月に京都大学と共同で医療実習のバーチャルトレーニングを開発。同年4月には、新型コロナワクチンの接種会場や医療機関向けのVR注射シミュレーターを開発するなど、VRを活用した医療向けサービスの開発を推進しています。

(参考)プレスリリース


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード