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VRの普及には2~5年 ガートナーのハイプ・サイクルが示すVR/ARの普及予測

米国の調査会社ガートナーが、今後10年においてビジネスの中核となるデジタル技術の現状と、これからの動向を踏まえた調査結果「ハイプ・サイクル」の2017年版を公開しました。

ガートナーが毎年公開している「ハイプ・サイクル」は、新興技術の可能性の多くは過大評価、もしくは過小評価されるために、その技術の成熟度を見極めることを目的としてグラフ表示したものです。


グラフは横軸に大きく5つの段階に分かれており、黎明期、「過度な期待」のピーク期、幻滅期、啓蒙活動期、生産の安定期の順番に沿って発展するとしています。各期間の詳細な説明はガートナーの公式サイトで参照できます。

ハイプ・サイクルの2017年版では、これから発展する様々な技術の中で中核になる技術として、「人工知能」と「バーチャル体験」「デジタルプラットフォーム」の3つを挙げています。VR/ARはバーチャル体験の中核を成す技術ですが、その成長度は両者によって多少の開きがあります。

VRは啓蒙活動期へ、徐々に普及

2017年版ハイプ・サイクルによると、VR(Virtual Reality)は幻滅期を脱して啓蒙活動期へと入り、2〜5年の期間をかけて一般へと普及すると予測しています。

VRコンテンツは家庭向けやアーケードなどの一般向けのものだけでなく、ビジネスや教育向けのソリューションも数多く登場し始めており、様々な分野でVRを活用する取り組みが行われています。

ARは幻滅期、普及には時間が必要

一方で、AR(Augmented Reality)は幻滅期の最中にあり、これからさらに下降すると予測しており、普及までに5〜10年を要するとしています。

現時点でARはコンテンツの数が少なく、コンシューマー向けのデバイスが発売されていないため、ARは現時点では開発・投資段階の技術といえます。グーグルやアップル、フェイスブックはスマートフォンを使ったARを進めていますが、その影響でARの普及がどの程度加速するかは注目したいところです。

メガネ型デバイスを用いたフルARに関しては、フェイスブックのマーク・ザッカーバーグ氏も、が実現するまでに「少なくとも5年はかかる」と語っており、普及にはまだ時間を要すると考えられます。

(参考)
Gartner / Gartner Identifies Three Megatrends That Will Drive Digital Business Into the Next Decade(英語)
http://www.gartner.com/newsroom/id/3784363


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