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医療・福祉 2018.03.02

闘病中の子供を支援 360度動画が無償提供

360度動画やVRコンテンツは福祉サービスにおいても活用がされています。株式会社Froritは、闘病児向けVRコンテンツ『おでかけ眼鏡』の無償提供を2018年3月1日より開始しました。

『おでかけ眼鏡』は、職業体験・ヘリコプター搭乗体験など、入院や在宅で闘病しているこどもたちに様々な体験を楽しんでもらうために開発された360度コンテンツです。

Froritは、2016年10月サービスより「おもいで眼鏡」など360度動画に特化したサービスを提供しています。その撮影ノウハウや編集合成技術をより多くの闘病児支援に役立てるために、闘病児支援向けの全コンテンツの無償提供を開始しました。

『おでかけ眼鏡』は、酔いにくく目の疲れも少ないなど、闘病中の子供たちのへの負担が考えられて制作されています。1コンテンツは5分から10分程度。体験できる一例は以下の通りです。

・職業体験
・ヘリコプター搭乗体験
・観光地旅行体験
・星空体験

コンテンツは随時追加されていく予定とのこと。

『おでかけ眼鏡』のコンテンツ無償提供は、医療機関および闘病児の家族・その他支援団体が対象となります。大阪府・兵庫県・京都府および近隣の医療機関の場合は、実際に体験できる機材を持参しての説明が行われるとのことです。また、同社は闘病児に提供するコンテンツの撮影について施設・団体の有志を募集しています。詳細については問い合わせより。

なお本体験は、一般社団法人ロケーションベースVR協会の「VRコンテンツのご利用年齢に関するガイドライン」に基づき7歳未満は2Dの体験となります。13歳未満は保護者および主治医の同意の上、体験できます。

(参考)株式会社Frori プレスリリース


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