ボクシング・エクササイズゲーム「BOXVR」の開発スタジオFitXRは、750万ドル(約8億円)の資金調達を行いました。新製品開発の加速や、欧米での事業拡大に用いる方針です。
Steam等で人気のVRボクシングフィットネス
今回の資金調達は、シリーズAラウンドの630万ドル(約6.7億円)と、英国政府を基盤とする投資機関UKイノベーションファンドからの120万ドル(約1.3億円)の借入で構成されています。シリーズAラウンドは、VRスタートアップLIV等にも出資しているHiro Capitalが主導しました。
ボクシングフィットネス「BOXVR」は、2020年7月現在FitXRが提供する唯一の商品です。飛んでくるマーカーを左右の拳で打ち、ラインに合わせて体を動かすことで全身運動ができます。Oculus QuestやPlaystationVR(PSVR)、PC向けVRに対応しています。
FitXRは資金の用途について、欧米での事業拡大、及び「人々がVR内で健康目的の運動を行うために、多くのわくわくするような新製品・サービスリリースを加速する」としています。
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