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業界動向 2019.09.18

フェイスブック、ARグラスで新たなリーク 複数機種を開発中、レイバンと提携か

フェイスブックが開発中のARグラスについて、新たな情報が報じられました。

米メディアCNBCによれば、フェイスブックが開発しているARグラスは「Orion(オリオン)」というコードネームで呼ばれており、2023年から2025年にかけての発売を目指しているとのこと。なお、これらの情報は匿名の“プロジェクトに精通する人物”によるものとされています。

さらにCNBCは、フェイスブックのCEOであるマーク・ザッカーバーグ氏はARグラスに強い関心を持っており、ハードウェアチーフを務めるAndrew Bosworth氏に「Orion」を優先するよう求めている旨を報じました。

レイバンやオークリー親会社と提携も、こちらは別プロジェクトか?

CNBCは「レイバンやオークリーといった、サングラスブランドの親会社であるLuxxotica(ルクソティカ)とのパートナーシップ」が存在し、共に「Orion」の開発を進めている、としています。

一方The Informationは、このパートナーシップは「SnapのSpectaclesと競合する、『Stella』と呼ばれるスマートグラス」の開発に差し向けられているとしており、見解が分かれています。

双方からの取材に対し、フェイスブックとLuxxoticaはコメントを控えました。

加速する「ARグラス」

フェイスブックは2018年、ARグラスを開発中であることを認めており、2019年には求人情報から開発の進行が明らかになっています。

同様にアップルもARグラス開発に取り組んでいると考えられています。こちらについては様々な情報が錯綜しています。7月にサプライチェーン経由で「アップルのAR開発チームが解散」「ARグラスの開発中止」が噂されました。一方で、8月にはアップルが新たにAR/VR関連職の求人募集を開始しています。

(参考)CNBC9to5GoogleThe Information


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