フェイスブックは、ARグラスの開発を進めていることを明らかにしました。
設計・初期プロトタイプの段階
これはフェイスブックのAR部門トップ、Ficus Kirkpatrick氏がメディアTechCrunchのイベントで語ったものです。「もちろん、(ARグラスの開発を)進めています」とKirkpatrick氏は答えました。「現在ハードウェアの開発を進めており、今後も継続していきます。ARグラスを現実化したいですし、我々はそのために貢献できると考えています」
この製品が、過去に親会社のOculusが取得した、AR/VR/MRの眼鏡型デバイスで用いるディスプレイに関する特許と関係するかなど、詳細は分かっていません。Kirkpatrick氏によれば、現時点ではデモ用のデバイスもなく、設計段階・ごく初期のプロトタイプ段階だということです。
ARデバイスの最終型はメガネ型
フェイスブックは2017年4月に開催した開発者会議F8にて、フルARの実現によって、メガネ型のARデバイスを世界中の数十億人が常用するようになり、スマートフォンに取って代わる未来を描きました。CEOのマーク・ザッカーバーグ氏は、ARを「最終的に目指すプラットフォーム」と明言。VRはそれに至る過程だと説明しています。
メガネ型のARデバイスについては各社が関心を示す一方、インテルの開発中止など淘汰の動きもあります。
(参考)VRFocus
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