株式会社神戸デジタル・ラボは、株式会社ヒューマン・アニマル・ボンドと共同開発したHoloLens 2専用アプリケーション「デジタルアナトミーMR」を国立大学・私立大学・専門学校の3校に導入、2022年4月1日より本番運用を開始しました。
本アプリでは、犬の体内の3Dデータを立体的に可視化し、筋肉や骨格に加え、血管や細部の骨に至るまで詳細に学ぶことができます。
クラウドレンダリングを採用し、高品質な
「デジタルアナトミーMR」では、クラウド上で描画処理を行いリアルタイムストリーミングを行う「Azure Remote Rendering」を採用。HoloLens 2の描画性能を超える高品質な3Dモデルの表示を実現したとのことです。
また、2021年7月から行った実証実験での意見から、選択した箇所を強調表示する「ハイライト機能」を搭載しました。
生体を使用した解剖実習を減らす
ヒューマン・アニマル・ボンドによれば、獣医療教育において生体を使用した犬の解剖実習を減らす取り組みが行われているとのこと。同社は「デジタルアナトミーMRが、デジタルだからこそできる教育を実現することで昨今の獣医療教育の発展に寄与したい」とコメントしています。
(参考)マイクロソフト 公式ブログ