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活用事例 2021.03.16

手先の細かな動きも反映するVR教育ツール

株式会社クリーク・アンド・リバー社と株式会社きんでんは、ナイフ使用時の災害リスクをVRを体験できる「VR教育ツール ナイフの使い方 切創災害コンテンツ」を開発しました。

VRデバイス「Oculus Quest 2」のハンドトラッキング機能を活用することで、手先の細かな動きを再現可能にしています。

クリーク・アンド・リバーはVR開発・ソリューション提供を行う企業。一方、きんでんは関西電力グループの総合エンジニアリング企業です。両社はこれまでVR教育ツールを共同開発しており、今回のコンテンツは第3弾目です。

本コンテンツは、きんでん社内の労働災害の防止ならびに高品質な工事施工の実施を目的に開発されました。正しいナイフの角度でのみ電線が剥ける設計となっており、ナイフが手に当たると切創災害が発生します。実際のダミーナイフと電線を持ちながら体験することも可能とのこと。

企業の安全教育にVRを活用

建設業や製造業では労働災害を防ぐため、安全教育にVRを導入する企業が増えています。これまで凸版印刷やダイキンらが導入を進めています。VRで現実に近い体験をすることで安全意識の向上やことが期待されています。

(参考)株式会社クリーク・アンド・リバー社 プレスリリース


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