Home » アップルが“バーチャルアシスタント”で特許、CGのイルカや猫が道案内


テック 2020.04.01

アップルが“バーチャルアシスタント”で特許、CGのイルカや猫が道案内

アップルの申請した特許が、米国特許商標庁から公開されました。この特許はARやVR、MRの中でユーザーを導く“ガイド”に関するもの。犬や猫、イルカの姿をしたガイドが、体験者を導く仕組みになるようです。

バーチャルアシスタントが先導

特許のタイトルは”Contextual Computer-Generated Reality (CGR) Digital Assistants”。VRやARの中で、ユーザーをガイドするバーチャルアシスタントに関する内容です。Contextual(文脈に沿った)の語が表すように、特定のシーンやトリガーがある時だけ出現します。

特許に挙げられるアシスタントは、動物やシンボル、キャラクターといったものです。特許本文では、「例えば、犬は速く走り物を取って来ることができます。ユーザーがレストランを探している時(現実世界でもCGR内でも)、CGの犬がコンテクスチュアルCGRとして出現し、レストランの情報をユーザーに伝えます」と説明しています。

イルカや風船、ユーモアあるアシスタントの姿

他にもアップルは、ネコやイルカ、風船といったバーチャルアシスタントを提案。視覚だけでなく、音によるアシスタント機能もあるということです。

この機能はVR/ARデバイスの他、iPhoneやiPad等の既存アップル製品で活用方法があるかもしれません。特許の実現可能性は不明ですが、遊び心のあるツールとして興味深いものです。

アップルのAR開発に関するニュースはこちらから。

(参考)Apple Insider


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード