XGRIDSが、iPhone向け3Dスキャンアプリ「LCC Scan」をリリースしました。LCC Scanは、iPhoneで人物や物体、小規模なシーンを3Dで記録可能です。画面の案内に従って被写体の周囲を一周すると、専用機材や3D制作の経験がなくても立体モデルができあがります。完成したモデルは回転させたり近づいたりして、平面の写真では残せない角度から見られます。
撮影モードは3種類あります。Portrait Modeは人物や衣装向けで、顔や服装、全身のポーズを正面・側面・背面から捉えます。Object Modeが対象とするのはフィギュアやコレクション、手作りの品。案内に沿って周囲を回ることで、形状や素材、構造を記録します。Free Modeには対象の制限がなく、撮りたいものを自由に残せます。
処理方法はFastとHigh Qualityの2つです。Fastは速度優先で、その場での確認や投稿に向いた設定。High Qualityは細部優先で、形状や色、素材の質感をより細かく保ちます。iPhone 17 Proでスキャン完了率100%の状態を計測したところ、3D再構成にかかった時間はFastが1分37秒、High Qualityが2分19秒でした。
撮影から処理までは端末内で完結します。クラウドへのアップロードを挟まないため、通信環境に左右されず、混雑による待ち時間も生じません。撮ったデータは手元に残り、共有するかどうかは利用者が決められます。
共有の方法は3通り用意されています。ワンタップでオービット動画を書き出せるほか、閲覧者が自分で角度を選べるインタラクティブなリンクも共有できます。モデルそのものはLCC Cloud経由で、PLYとLCC2の形式での書き出しに対応しています。(※オービット動画とは、被写体の周囲を回り込むように見せる動画です)
対応環境はiPhone 13以降、またはiPad Air 5以降で、iOS 17以降が必要です。Android版は今後の提供が予定されています。
「LCC Scan」アプリ概要
| 名称 | LCC Scan |
| 種別 | 3Dスキャンアプリ |
| 対応端末 | iPhone 13以降/iPad Air 5以降 |
| 必要OS | iOS 17以降 |
| 撮影モード | Portrait Mode/Object Mode/Free Mode |
| 処理モード | Fast/High Quality |
| 処理時間 | Fast 1分37秒/High Quality 2分19秒(iPhone 17 Pro、スキャン完了率100%時) |
| 書き出し形式 | PLY/LCC2(LCC Cloud経由) |
| 処理場所 | 端末内で完結(クラウドへのアップロードなし) |
| URL | https://apps.apple.com/us/app/lcc-scan/id6751404953 |
| Android版 | 提供予定 |


