韓国の大手家電メーカーLGは独自のVRヘッドセットの開発を進めており、今年3月に開催されたGDCでデバイスのプロトタイプを発表しています。先日同社が出願した商標によると、本デバイスの名称は『UltraGear』になるようです。
オランダのメディアLetsGoDigitalによると、LGは10月17日に欧州連合知的財産庁(EUIPO)に商標を出願、『UltraGear』という名称のVRヘッドセットの商標登録を行なっています。デバイスの説明として「頭部装着型のホログラフィックディスプレイ、VRヘッドセット」と記載されており、同社がGDCにて展示したVRヘッドセットを指すものと考えられます。
『UltraGear』はHTC Viveと同じくPC接続して、SteamVRのコンテンツに対応します。GDCにて発表されたプロトタイプはWindows MRヘッドセットのようにディスプレイを刎ねあげるフリップアップ機能を搭載しており、またPlayStation VRに似た形状のヘッドストラップも特徴的です。
3月から現時点まで新情報がなく、実際の開発状況は不明です。
『UltraGear』スペック
本デバイスに関して、現在確認されているスペックは以下の通りです。
ディスプレイ解像度 |
1440 x 1280×2 |
ディスプレイタイプ |
OLED |
リフレッシュレート |
90Hz |
視野角 |
110度 |
端子 |
USB Type-C |
(参考)
Road to VR / LG’s Upcoming SteamVR Headset Could Be Named ‘UltraGear’(英語)
https://www.roadtovr.com/lgs-upcoming-steamvr-headset-named-ultragear/
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