韓国のメタバースプラットフォーム「ZEPETO」が、Appleの空間コンピュータ「Vision Pro」に対応する可能性が示唆されています。11月16日から17日にかけて、韓国のゲームイベント「G-STAR Game Conference 2023」にて行われた「ZEPETO」広報ディレクターによる発言を、メディア「The Korea Herald」が報じました。
（出所：ZEPETO）
「特別なものを発表する準備」広報ディレクター明かす
「ZEPETO」を開発するNAVER Zの開発者向け広報ディレクター・Lee Seung-won氏は、The Korea Heraldの取材に対して「私たちはVision Proのようなヘッドセット向けに、特別なものを発表する準備をしています」と回答。詳細な内容は明らかにされなかったものの、「持続可能なメタバース・プラットフォームは、ユーザーの積極的な関与、コンテンツの生成、さらには独自の経済活動を通じて成長できる環境を育成することで発展します」と述べ、同社がメタバースの構築・推進に意欲的であることを、改めて示しました。
（カンファレンス登壇の様子。出所：Moon Joon Hyun / The Korea Herald）
「ZEPETO」は、韓国IT大手・NAVER Zが提供しているメタバースプラットフォームです。2,000万人以上のMAU（月間アクティブユーザー数）と25億以上のアイテム流通数を有しており、「アジア最大のメタバースプラットフォーム」と目されています。ユーザー層には若年女性が多く、近年はファッションブランドやVTuberとのタイアップを強化しています。
（参考）The Korea Herald
