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メタバース最新動向 2021.12.08

メタバース目指す韓国「ZEPETO」、ソフトバンク・ビジョン・ファンド2などから約220億円調達

韓国のスマートフォン向けアプリ「ZEPETO」が、ソフトバンク・ビジョン・ファンド2をリード投資家とし、2,300億ウォン(約220億円)を資金調達しました。

同アプリはNAVERの子会社Naver Zが運営。好きなアバターの姿でバーチャル空間に参加し、世界中の人たちとコミュニケーションを楽しめます。

「ZEPETO」ではアバターに踊らせてTikTok向けのショート動画を作ったり、写真をInstagramに投稿することも可能です。有名ファッションブランドともコラボしており、2021年9月には「ラルフ ローレン」や化粧品ブランド「NARS Cosmetics」との提携が発表されました。

ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によれば、ソフトバンク・ビジョン・ファンド2は「ZEPETO」の評価額を10億ドル(約1,130億円)以上とし、約170億円を出資。今回の出資には、ほかにもK-POPアイドルのBTSの所属事務所「HYBE」や韓国の三大芸能事務所と呼ばれるJYPとYGエンターテイメントなどが参加しています。

ソフトバンクは、メタバースのプラットフォームに繋がる投資を積極的に行う姿勢を見せています。2021年11月には、NFTゲームプラットフォームのThe Sandboxに、ソフトバンク・ビジョン・ファンド2が中心となった投資家が、9,300万ドル(約100億円)を出資しました。

(参考)Forbes


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