Amazonは、AIとARを活用してメイクアップアイテムを試せる新機能「バーチャルメイク」をAmazonのモバイルサイトおよびAmazonショッピングアプリに導入しました。スマートフォンのカメラから得た情報をもとに、ARで実際にメイクしたような仕上がりを画面上の顔に再現することができます。
「バーチャルメイク」では、Amazonのモバイルサイトまたはショッピングアプリの対象商品ページ上で、スマートフォンのカメラを利用したライブ動画や自撮り写真、またはモデルの写真を用いて、様々なメイクアップアイテムを試すことができます。
リリース時点では5つの化粧品会社(日本ロレアル、資生堂、カネボウ、コーセー、花王)の計18ブランド、890点以上のリップアイテムの商品ページにて利用可能です。今後は、対象カテゴリーおよびブランドをそれぞれ拡大していく予定とのこと。
本システムには、化粧品会社ロレアルグループ傘下のModiFace(モディフェイス)のAI技術とARが活用されています。
「バーチャルメイク」使用方法
Amazonのモバイルサイトまたはショッピングアプリから対象商品のページを開き、商品の下に表示される「試す」をクリックします。バーチャルメイク対象商品はこちら。
次に、スマートフォンのカメラや写真アルバムと連携させ、メイク方法を選択。カメラをライブモード(※)で利用して動画で体験する方法、または写真を撮影してアップロードする方法、既存のモデルの写真を利用する方法のいずれかのメイク方法を選択します。
(※動画によるライブモードはAmazonのモバイルサイト(一部のブラウザを除く)およびAmazonショッピングアプリのAndroid版のみで利用可能、iOS版ショッピングアプリのライブモードは開発中)
画面に顔が表示されたら、自由に色の濃さを調節、他のカラーを選択することも可能です。試したカラーを確認し、気に入った商品はその場で購入することもできます。
AR機能の導入が進むAmazon
Amazonでは、同サイトで販売されている家具やインテリアを、部屋に試し置きできる「ARビュー」機能などARの導入が進んでいます。同機能では商品のサイズの確認やイメージの食い違いなどを防ぐことが可能です。