一般社団法人XRコンソーシアム(XRC)は、XR作品のアワードである「XRクリエイティブアワード 2021」の開催を発表しました。これからのVR/AR業界を牽引する作品やクリエイターを発掘するべく、作品の募集を開始します。応募受付期間は5月18日から7月15日まで。9月4日には最終審査・授賞式が行われる予定です。
第七回となる2021年のテーマは「clairvoyance(千里眼)」。VRやAR、アカデミア、テクノロジー、アートの第一線で活躍する審査員らが作品を審査・評価し、優れたものを選出します。今年の審査員にはXRCの理事に加え、キュレーター・展示プロデューサーの内田まほろ氏が参加します。
XRコンソーシアムの代表理事を務める藤井直敬氏は、本アワードについて以下のようにコメントしています。
コロナ後2年の現在、世界はようやく混乱から立ち直りつつあります。コロナで多くのものが失われた一方で、人々の空間に対する意識とコミュニケーションが大きく変わりました。技術的には10年以上前から可能であったオンラインコミュニケーション利用が一気に加速し、様々な働き方やライフスタイルが生まれてきています。そのような中でXR技術に実用面での期待が集まっています。ようやくXRが使える技術として世の中に広まりつつある今、私達はさらに遠くを見据えて新しい価値を生み続けていく必要があります。今回のテーマはclairvoyance(千里眼)。遠くまで世界を見通すクリアな視界をもつXRクリエイターに作品応募をお願いしたいと思います。
なお、XRクリエイティブアワードでは協賛企業を募集中です。スポンサー向け資料はこちら(リンク先PDF)。
XRクリエイティブアワード2021 応募要項
応募期間 |
2021年5月18日(火)~7月15日(木) |
作品応募締切 |
7月15日(木) |
選考スケジュール |
5月18日:募集開始 |
受賞賞金 |
賞金: ※選考の過程で各部門に対応した作品を選出します。学生部門を除き、応募時に部門を選択する必要はありません。 ※学生部門の条件:代表が現役学生かどうか、応募時に確認を行います。 |
対象作品 |
2020年、2021年に制作されたVR/AR/MR作品 ※体験形態は問いません。ヘッドセット等を着用しないものでも可。 ※「作品」としていますが、ゲーム・エンターテイメント・産業活用・建築・教育・アート・サイエンスなど、XRを使ったあらゆる作品・コンテンツ・アプリケーション・プロジェクトを対象とします。 |
応募方法 |
以下を揃えたうえで応募を行ってください。 ①作品概要 ※③作品紹介動画について:作品の体験が伝わりやすい動画を推奨します。 ※VR/ARとも3人称視点で、体験者の様子が分かる動画の方がより伝わりやすくなります。(VRではMixed Reality CaptureやLIV、HoloLensではSpectator Viewなどのツールを使用することを推奨します) ※VRの場合、360度動画での出力も推奨します。 |
審査員(敬称略) |
・藤井直敬(ハコスコ 代表取締役、デジタルハリウッド大学 教授) |
主催 |
一般社団法人XRコンソーシアム |
運営 |
株式会社Mogura |
公式Webサイト |