オラクルは、VRを含む新技術がホテルやレストランの経営者、また消費者にどのように受け入れられるかを調査したレポート「Oracle Hotel 2025 and Oracle Restaurant 2025」を発表しました。
内装の確認や娯楽ブースなど、VRがホテルでも活用
今回オラクルは、新技術への消費者の捉え方を調査した2つの研究結果を発表しました。今年2月、250人のレストラン経営者、150人のホテル経営者と702人の消費者を対象に、今後8年間の新技術によるホテル・レストラン体験の改善についての調査が行われました。
その中から、VRがどのようにホテルでの体験をどう向上させるのかを見てみると、66%の消費者はホテルのVRツアーが宿泊体験をより良くするとし、44%はVR体験ができるVRラウンジの設置が良い影響をもたらすと答えています。
2025年までにホテルでのVR体験が普及か
ホテル事業者は2025年までに、職員の訓練(68%)、宿泊客の娯楽(64%)、会議室のプレビュー(63%)など、さまざまな用途でVRが利用されると考えています。
ここ最近、ホテル業界では、VRが活用されてきています。
2015年には、タイムズスクエアのNew York Marriott Marquis、ロンドンのMarriott Hotel Park Laneで「VRoomサービス」のトライアルが開始されました。
また中国のInterContinental Hotel Groupでは、HTCのヘッドセットをデモする「Vive Zones」の設立が始まっており、自室での体験を提供するオプションも利用できるようになっています。
(参考)
VRFocus / Oracle Hotel 2025 Report Indicates VR Could Improve The Hospitality Experience(英語)
https://www.vrfocus.com/2017/03/oracle-hotel-2025-report-indicates-vr-could-improve-the-hospitality-experience/
Mogura VRは、VRFocusとパートナーシップを結んでいます。