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業界動向 2020.05.20

コロナ影響下でVRユーザーは“急増” フェイスブックのVPが報告

フェイスブックのVP(vice president)であるAndrew Bosworth氏は、新型コロナウイルスの流行以降、フィットネスやソーシャル体験に関連するVRアプリの利用者数が急増していることを報告しました。

Bosworth氏の報告は、海外メディアProtocolとのインタビュー内で行われました。詳細なコメントは以下の通りです。

Bosworth氏のコメント(一部抜粋)

VRの使用率は全体的に上昇しており、特に平日が顕著です。そのなかでも、フィットネスとソーシャルアプリの利用率が大きく伸びましたが、これは理解できる話です。多くの人が(コロナの流行によって)失ったものを提供しているのですから。

世界各国でのロックダウンやそれに類する措置の実行後、多くの人は外出が制限され(以前のような)運動ができなくなりました。一部のVR関連デベロッパーはこの“危機”に積極的に対応しており、「Beat Saber(ビートセイバー)」を手掛けるBeat Gamesは、身体を動かすこと目的としたトラック「FitBeat」をリリース。「OhShape」には、フィットネスのための専用モード(15分)が、“ステイホーム”を奨励するために、アップデートで導入されました。

日本国内では、やや沈静化の兆しがみられるものの、世界的には依然として流行が続いている新型コロナウイルス。VRを活用した運動や交流の需要の高まりは、しばらくのあいだ続きそうです。

(参考)UploadVR


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