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業界動向 2019.11.07

「VR/AR/MR ビジネスEXPO 2019 TOKYO」出展社紹介:第3回 ~インフォマティクス、Synamon、アルファコード 、Nangok R/Studios、ハニカムラボ、コミュニケーション・プランニング~

2019年12月4日(水)、株式会社MoguraおよびDBJキャピタル株式会社は、VR/AR/MRの展示会「VR/AR/MR ビジネスEXPO 2019 TOKYO(VR EXPO)」を東京・秋葉原にて共同開催します。

本イベントは、VR/AR/MRのビジネス活用に関心のある企業や投資家を対象に、B2B展開を行う企業の体験展示、およびビジネスマッチングの機会を提供します。

Mogura VR Newsでは、数日に分けてイベント参加企業の具体的な出展内容を紹介します。今回紹介するのは、VR/AR/MRビジネスEXPOに出展する企業32社のうち、「株式会社インフォマティクス」「株式会社Synamon」「株式会社アルファコード 」「Nangok R/Studios」「株式会社ハニカムラボ」「株式会社コミュニケーション・プランニング」の6社です。

株式会社インフォマティクス:現実空間に原寸大の図面データを表示できるシステム「GyroEye Holo」「GyroEye Holo TS+ 」他

株式会社インフォマティクスは、HoloLens対応のシステム「GyroEye Holo」やXR技術の開発販売を行う企業です。今回展示する「GyroEye Holo」は現実空間に原寸大の図面データを表示できるシステムです。設計CAD図面や3Dモデルデータなどをデータ変換し、HoloLensを通して1分の1スケールで実空間に投影することができます。これにより、施工前に工事のイメージを実物大で見たり、施工後に出来形を検査したりなどの活用が可能です。

新製品の「GyroEye Holo TS+」では、測量分野で広く使われているトプコン社製トータルステーション「LN-100」と連携し、GyroEye Holoアプリの表示位置をリアルタイムで補完します。「移動距離30メートルにおいて誤差 ±5mmの精度を安定して提供する」とし、建設・土木現場での運用を支援します。

株式会社Synamon:ビジネス向けVRコラボレーションサービス「NEUTRANS BIZ」

株式会社Synamonは、VR/AR/MR関連製品、コンテンツの企画・開発・運営を行う企業です。今回展示する「NEUTRANS BIZ」は、複数人が同時にクラウド上のVR空間に接続し、物体や空間のビジュアルデータを共有しながらコミュニケーションを行うことができるサービスです。VR上での会議や研修教育などに使用することができます。

同社は2019年3月に2.4億円の資金調達を実施、「NEUTRANS BIZ」の拡販を目的としたKDDI株式会社との協業を発表しています。また、9月には部屋の外観や部屋内のアイテムなどを用途別に変更できるカスタマイズサービスの提供も開始しています。

株式会社アルファコード :VRコンテンツの制作・配信ができる「Blinky」

株式会社アルファコードは、VR撮影・VRサービスのインフラ提供を行う企業です。これまでに、VRコンテンツ向けのCMS「VRider DIRECT」や、VRボードゲーム「そいつが17面相だ!」などをリリースしています。今回はVRコンテンツの制作・配信ができる「Blinky」の展示を行います。

「Blinky」は、360度カメラで撮影したシーンをスマートフォン経由で投稿することで配信できるプラットフォームです。撮影した360度動画は専用編集ソフト「Blinky Editor」を使用することで編集でき、一部デバイスではVR上での編集にも対応しています。

Nangok R/Studios:触覚+Mixed Reality「ほろふれる」最新版 

Nangok R/Studiosは、UI/UXデザインやアプリケーション企画・開発を行う株式会社南国ソフトによる産業・エンタメXR分野の専用スタジオです。今回展示する「ほろふれる」は、マイクロソフトのMRデバイス「HoloLens」用の触覚デバイスです。特殊な流体を使用しており、HoloLensで表示したバーチャルな物体に触れた際の質感を再現します。

株式会社ハニカムラボ:バーチャルキャラクターが案内する「バーチャルガイド」

株式会社ハニカムラボは、VR/AR/MRソフトウェアやスマートフォンアプリの企画・開発などを行う企業です。今回展示する「バーチャルガイド」は、HoloLensやタブレット端末を用いてバーチャルキャラクターが現実空間の施設内などを案内するソリューションです。

本ソリューションは商業施設や美術館等の現実空間や、会社案内や工場見学などの特定シーンにおいて、バーチャルキャラクターが設定した地点の説明をしたり、地点間のルート移動を案内します。各種設定は、Web上で3D表示される実際の空間を取り込んだ画像を見ながら行うことができます。

株式会社コミュニケーション・プランニング:航空機牽引訓練シミュレータ他

株式会社コミュニケーション・プランニングは、産業分野におけるXRシステムの企画、開発、運用サポートなどを行う企業です。同社独自開発のXRフレームワーク「MIXER」を中心に、設計・デザイン、トレーニング、プロモーションの3つの領域でソリューションを展開しています。今回の展示では、航空機牽引訓練シミュレータをはじめとするいくつかの具体的事例が紹介されます。

VR/AR/MR業界関係者とのマッチング機会を提供

「VR/AR/MR ビジネス EXPO」は、B2B領域におけるVR/AR/MRを導入検討中の方や、VR/AR/MR業界で実績を積んでいる企業とのマッチングを希望する方、ビジネス向けのVR/AR/MRソリューション/ハードウェアを体験したい方等に向けての開催となります。

本イベントは2017年9月東京にて第1回、2018年2月に大阪にて第2回、2018年10月に東京にて第3回、2019年4月に大阪にて第4回を実施しました。第4回では26社が出展し、過去4回で累計約1,400名が来場しています。

イベント概要

日時

2019年12月4日(水)10:00~18:00

場所

東京都千代田区外神田4丁目14-1
秋葉原UDX AKIBA SQUARE

アクセス

・JR「秋葉原駅」電気街口 徒歩2分
・東京メトロ銀座線「末広町駅」1・3番出口 徒歩3分
・東京メトロ日比谷線「秋葉原駅」2・3番出口 徒歩4分
・つくばエクスプレス「秋葉原駅」A1出口 徒歩3分
※JR秋葉原駅電気街口より、アキバブリッジにて直結しています。

チケット

・通常3,500円(11月1日より販売開始)

チケット申し込み

こちらのページから

公式サイト

https://mogura.co/ja/blog/expo/expo05/

(参考)VR/AR/MR ビジネスEXPO 2019 TOKYO


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