Home » VRを都市計画に有効活用 アメリカで市長20名が体験


3Dモデル活用 2017.05.21

VRを都市計画に有効活用 アメリカで市長20名が体験

VRはゲームやエンターテインメント以外にも教育や医療など他の分野でも大きな可能性を秘めています。

今回、PC向けのVRヘッドマウントディスプレイHTC Viveを展開するHTC社は米国の20人の市長を集めて、VRの都市計画への活用方法を紹介するイベントを行いました。

VRはどのように都市計画で役立つか

HTC社が開いたVRがどのように都市計画が役立つかを紹介するイベントには、アルバカーキやウェスト・サクラメント、オースティンの市長ら20人が集まりました。

イベントでは、サンフランシスコの3Dモデルマップを表示し、都市を眺め、どのように都市を作っていくか、VRで見ることができるアプリが紹介されました。

今回HTCが提供したアプリでは、俯瞰視点で都市を見下ろすことができるほか、実際にその中に降り立ち街の様子を人間の目線で見たり、情報を表示することも可能になっています。また、都市で起こりうる様々なケース(事案)を想定し、その場所と状況を示すなど体験型のシミュレーションとしての機能も含まれています。


オースティンのSteve Adler市長は「実際に町をビジュアルで見ることで、優先順位や政策を決定にも多いに役立つと思います。都市計画のためのVRの使用にも大きな可能性があると思います」と都市計画をより具体的に、効率的に立案できることに期待し、興奮気味にコメントしています。

今回の取組を紹介した動画(英語)

(参考)
HTC Vive Shows US Mayors How VR Can Help City Planning
https://uploadvr.com/htc-vive-shows-us-mayors-vr-can-help-city-planning/ (英語)


VR/AR/VTuber専門メディア「Mogura」が今注目するキーワード