自動車部品メーカーとして知られる株式会社デンソーが開発する、VRと自動車を組み合わせたソリューション「VR-CAR」。本ソリューションを体験できるイベントが、中部国際空港にて開催されています。愛知・刈谷市の観光映像に「VR-CAR」を用いた体験することで、国内外から多くの観光客が来る空港で観光客誘客の取り組みを実施します。
イベントは12月4日、5日の10時から17時までとなっており、中部国際空港旅客ターミナルビル4階のイベントプラザにて開催しています。体験料は無料、体験時間は1回8分程度。
「VR-CAR」は、実際に走ることができる電気自動車とPC、VRコンテンツが一体となったシステムを搭載しています。VR体験中に感じる「左右にカーブする感覚」や「高度が変わる際の上下の感覚」を、現実の車の動きで再現可能です。
本イベントでは、体験者がVRヘッドセットを装着して「VR-CAR」に乗車し、ヘッドセットに映し出される観光映像に合わせて車両が動くことで、臨場感のあるバーチャル観光体験ができるというものです。短時間で観光地の魅力を伝えることや、観光地を巡る気分を感じてもらうことで、インバウンド旅客への旅行体験の機会の創出と、広域観光による経済効果の向上を目指すとのことです。
今回のイベントで実施した「VR-CAR」は2019年2月より刈谷市内で実証実験導入される予定となっています。
「VR-CAR」体験レポートはこちらです。