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業界動向 2022.06.20

中国Picoが米国市場参入か、渦中の「The Sandbox」創業者インタビューなど ー 週間振り返りXRニュース

「週間振り返りXRニュース」では、Mogura VR News / MoguLiveで掲載したニュースの中から見逃せない注目記事をピックアップ。読者の皆さんに、VRやAR、MR、そしてメタバースに関する最新情報をギュッと縮めてお届けします。

目次

1.Pico、一体型VRヘッドセットで米国市場参入の兆し MetaのQuest 2に対抗か(6.14)
2. 原点は“クリエイターに還元できるプラットフォームづくり“。渦中の「The Sandbox」創業者インタビュー(6.14)
3.ソニーがAR開発用SDK「ToF AR」を発表。モバイルARやバーチャルアイドルで活用(6.15)
4.Meta、スマホスキャンのみでフォトリアルなアバターを生成する研究発表(6.15)
5.WWDCでアップルのARデバイスが出なかった「必然性」と、これからの予測(6.15)

Pico、一体型VRヘッドセットで米国市場参入の兆し MetaのQuest 2に対抗か(6.14)

中国のVRヘッドセットメーカーPico Interactiveの、米国市場参入が示唆されています。これはPicoを買収した「TikTok」などで知られるByteDanceの米国向け求人情報から推測されたもの。同社がMetaによる「Meta Quest 2」の牙城を崩せるか否かに注目が集まっています。

原点は“クリエイターに還元できるプラットフォームづくり“。渦中の「The Sandbox」創業者インタビュー(6.14)

Web3の実現やゲームによる経済圏の創出を目指す「The Sandbox」。独自トークン「$SAND」を用いて、ゲーム内のLANDと呼ばれる土地やクリエイターの創作物を所有・取引できるプラットフォームです。2022年中を予定している本リリースを前に、The Sandboxの共同創業者にしてCOOのセバスチャン・ボルジェ氏にインタビューしました。

ソニーがAR開発用SDK「ToF AR」を発表。モバイルARやバーチャルアイドルで活用(6.15)

ソニーセミコンダクタソリューションズは、AR開発用SDK「ToF AR」を発表しました。独自のAI処理技術により、手指のなめらかな動きの描写、3Dモデリング、メッシュ処理を実装でき、すでに開発者向けに一般公開中。日中大手企業のバーチャルアイドル共同プロジェクトで活用の予定です。

Meta、スマホスキャンのみでフォトリアルなアバターを生成する研究発表(6.15)

Metaは、フォトリアルなアバター生成の研究結果を発表しました。iPhoneなど1台のスマホを使い、約3分半表情を撮影することで、これまで171台の高解像度カメラを要したレベルのアバターを生成できます。ただし実際のアバター生成には、ハイエンドマシンが必要で、作成には6時間を要します。2019年から続く研究の実用化は、まだまだ先となる見通しです。

WWDCでアップルのARデバイスが出なかった「必然性」と、これからの予測(6.15)

例年、XR関連でも盛り上がりを見せるアップルのWWDC基調講演。しかし2022年は「アップルのARデバイス」発表は行われなかったどころか、ARKitの更新発表すら大々的になされず、XR的には“肩透かし”と感じた人も多かったのではないでしょうか。しかしアップルの立ち位置を考慮すれば、今年の結果は順当だったのかもしれません。本記事ではアップルの過去の事例をもとに、「出なかったことの必然性」を考察します。

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