「週間振り返りVR/AR/MRニュース」では、Mogura VR News / MoguLiveで掲載したニュースの中から見逃せない注目記事をピックアップ。読者の皆さんに、VR/AR/MRの最新情報をギュッと縮めてお届けします。
目次
1.東大で「人間拡張」テーマの講座、8月から開始 ソニー、凸版印刷、京セラら4社(07.20)
2. 4K解像度のARデバイス「Dream Glass 4K」わずか8分で目標金額達成、“ステイホーム”需要か(07.20
3.Googleマップの「AR道案内」、動作精度が向上(07.17)
4.VR上で「バーチャル学会2020」開催、暦本純一氏やGOROman氏も登壇(07.22)
5.世界最大の音楽フェス、VRで開催……約430万人が入場(07.20)
東大で「人間拡張」テーマの講座、8月から開始 ソニー、凸版印刷、京セラら4社(07.20)
ソニー、凸版印刷、京セラ、ティアフォーの4社と東京大学は、東京大学大学院情報学環でにて、2020年8月より「ヒューマンオーグメンテーション社会連携講座」を開始します。
ヒューマンオーグメンテーション（人間拡張）とは、人間がAIやロボット、AR/VRなど道具となるテクノロジーを使い、人間の能力を拡張させることです。産学官が連携し、同学問の研究開発・社会実装や基盤づくりを推進します。
【Topics】
・講座はロボティクスやヒューマン・インタフェース、AI、AR/VRを含む内容に
4K解像度のARデバイス「Dream Glass 4K」わずか8分で目標金額達成、“ステイホーム”需要か(07.20)
DreamWorld社のARデバイス「Dream Glass 4K」のクラウドファンディングが開始8分で目標金額をクリア、その後22万ドル（約2,360万円）以上を達成し話題となっています。同機は両目4K、185gと軽量の折り畳めるARヘッドセットで、どこでも大型の3Dスクリーンが視聴できます。
【Topics】
・2019年クラウドファンディング成功のARデバイス「Dream Glass Air」の新型
・価格は早期出資者向けのプランで379ドル（約4万円）2020年9月に出荷予定
・7月14日クラファンIndiegogoで開始。1週間足らずで500人近くが出資
Googleマップの「AR道案内」、動作精度が向上(07.17)
グーグル「Googleマップ」のベータ版に、ユーザーが周囲をカメラで映すことで、精密な位置情報を取得する機能が追加されました。これにより利用者が面している方角を認識でき、ARが道案内をするARライブビューの精度向上につながるとしています。
【Topics】
・新機能はAndroid版のみの実装。iPhone版への対応時期は不明（2020年7月現在）
GoogleのARへの取り組みに関する記事はこちらから。
VR上で「バーチャル学会2020」開催、暦本純一氏やGOROman氏も登壇(07.22)
12月12日（土）VR空間で学術発表を行う「バーチャル学会2020」が開催されます。VRソーシャルプラットフォーム「cluster」上で行われ、東京大学情報学環教授の暦本純一氏、株式会社エクシヴィ代表取締役の近藤”GOROman義仁氏が登壇します。
また、8月1日（土）20時よりclusterとYouTube Liveで、バーチャル学会の事前発表会も実施予定となっています。
【Topics】
・VR空間での価値創造を、アカデミックの面から促進する取り組み
・2020年12月12日（土）13:00～23:00開催、概要はこちら
世界最大の音楽フェス、VRで開催……約430万人が入場(07.20)
世界最大の音楽フェス「グラストンベリー・フェスティバル」をVRで再現（一部エリア）したオンラインイベント、「Lost Horizon」が2020年7月3日と4日に開催。約436万人の視聴を記録しました。
海外メディアMusic Weekは「2日間の累計ビューワー数は約1,180万人に達した」と報じており、新型コロナウィルスによるリアルイベント中止が続くなか、VRでのイベント開催に注目が集まっています。
【Topics】
・60人以上のクリエイターによる200種類のアート作品とライブパフォーマンスを体験
・会場はVRプラットフォーム「Sansar」に設置。PCや携帯からも参加可能
ソーシャルVRアプリ「Alcove」、VRイベント「Lost Horizon」の記事はこちらから。
