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AR/MR 2020.07.17

Googleマップの「AR道案内」、動作精度が向上

グーグルの「Googleマップ」のベータ版に、ARライブビュー(いわゆる「AR道案内/ARナビ」)機能を活用した、ユーザーの位置情報をより精確に特定する機能が実装されました。本機能により、ARライブビュー時の精度向上が図られています。

より精度向上へ

ライブビュー機能を起動すると、まず周囲の建物や標識などをカメラで映すことが求められます。この“動作”によって「Googleマップ」は、利用者が面している方角を、より高い精度で認識します。これまで方角の特定にはコンパスが使用されていましたが、“8の字”に動かしても認識が上手くいかないことがありました。

今回実装された“Calibrate with Live View”を使用することで、「Googleマップ」上での利用者の位置(青いドット)がより精度が高い状態で表示されます。同機能はメニューから使用可能。UIは通常のライブビューと同じで、短時間で処理は完了します。また、利用者の向いている方角を示す“ビーム”は、青い矢印に置き換えられます。

2020年7月現在、同機能が導入されたのはAndroid版のみ。iPhone版への実装時期は判明していません。

(参考)9to5Google


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