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業界動向 2026.06.08

【週間振り返り】9年以上続いたメタバース「Spatial」終了、その原因は? 他

「週間振り返りXRニュース」では、Mogura VR News / MoguLiveで掲載したニュースの中から見逃せない注目記事をピックアップ。読者の皆さんに、VRやAR、MR、そしてメタバースに関する最新情報をギュッと縮めてお届けします。

目次

1. メタバース「Spatial」、3Dワールドのクリエイタープラットフォームを7月に終了(6.1)
2. ガウシアン・スプラッティングで保存、ホロラボが1,000脚超の名作椅子が並ぶ織田邸をデジタルアーカイブ化(6.2)
3. 管理者の状況把握時間95%短縮、ビーライズとインタフェース、製造現場向けのスマートグラス活用の実証実験の結果を発表(6.2)
4. 新型ハンディ3DスキャナーXGRIDS「Lixel K2」とは? 実機紹介&最先端の活用事例を学ぶ【Japan XGRIDS Users Community 2026】(6.2)
5. NHK開発のVRヘッドセットやホログラムなど、映像現場のXR最新技術を体験【NHK技研公開&TECH EXPO 2026】(6.4)
6. 【お知らせ】AI・スマートグラスの最新事例が集合! 国内最大級カンファレンス「XR Kaigi 2026」、11月30日〜12月2日に開催決定

1. メタバース「Spatial」、3Dワールドのクリエイタープラットフォームを7月に終了(6.1)

5月28日、メタバースプラットフォーム「Spatial」にて、クリエイター向けのFreeプランおよびProプランが、2026年7月27日をもって終了します。同日以降、3Dワールドのホスティングサービスも停止されます。エンタープライズ向けプランは引き続き運営されます。2016年のプロジェクト発足以降、9年以上続いたメタバースサービスでした。

終了の理由として、CEOのジンハ・リー氏は3Dワールドのホスティングおよびスケーリングコストが大幅に増加し、持続可能な運営モデルを見出せなかったと説明しています。料金体系の見直しやパートナーシップ構造の検討も行いましたが、いずれもクリエイターへの過大なコスト負担につながるとして断念したとしています。

2. ガウシアン・スプラッティングで保存、ホロラボが1,000脚超の名作椅子が並ぶ織田邸をデジタルアーカイブ化(6.2)

株式会社ホロラボは、椅子研究家・織田憲嗣氏の自邸「織田邸」の内外観を、ガウシアン・スプラッティング技術を用いてデジタルアーカイブしました。スキャンにあたって、建築的な精度と家具の繊細な質感を両立させるため、地上型レーザースキャナと一眼レフ写真4,900枚を組み合わせたハイブリッドワークフローを採用。5つの居室、地下収蔵庫、屋外庭園を精密に計測し、ミリ単位の精度で点群データを取得しています。成果物では、書斎の本棚の背表紙が一冊ごとに視認できる解像度を実現。書斎で研究する織田氏本人の姿を3Dデータに合成し、空間に人の気配を残した記録となっています。

3. 管理者の状況把握時間95%短縮、ビーライズとインタフェース、製造現場向けのスマートグラス活用の実証実験の結果を発表(6.2)

株式会社ビーライズと株式会社インタフェースは、デジタルツインとスマートグラスを活用した製造現場向け作業支援システムの実証実験を実施し、2025年度の検証を完了したと発表しました。本実証では、インタフェースの工場を実フィールドとして活用しました。作業者がスマートグラスを装着してログインし、作業場所でチェックインすると、検査成績表やマニュアルが表示されます。

今回の検証では、作業記録の整理工数が1日あたり9.3%削減、管理者による状況把握時間が1件あたり95%短縮できることを確認しました。紙帳票の確認・記入といった付帯業務のデジタル化が、作業者の負担軽減につながることも確認されています。

4. 新型ハンディ3DスキャナーXGRIDS「Lixel K2」とは? 実機紹介&最先端の活用事例を学ぶ【Japan XGRIDS Users Community 2026】(6.2)

2026年5月15日、東京・大崎ブライトコアホールにて、 Japan XGRIDS Users Community 2026が開催されました。新型ハンディ3Dスキャナー「Lixel K2」の実機も展示。発表によれば、Lixel K2は50mm相当の中望遠レンズを持つカメラを追加。計3カメラ構成となり、1回のスキャンでフォトリアルな高解像画像も同時に取得可能になっています。3D GS生成時のディティール品質が向上するだけではなく、撮影中の時間経過によって太陽の角度が変わる・色温度が変化するという課題も解消しました。

5. NHK開発のVRヘッドセットやホログラムなど、映像現場のXR最新技術を体験【NHK技研公開&TECH EXPO 2026】(6.4)

2026年5月28日(木)から31日(日)までの4日間、NHK技術イベント週間「NHK TECH WEEK」として、技術部門の公開イベント「技研公開2026」と「TECH EXPO 2026」が初めて放送技術研究所で同時開催されました。

今回記者が参加し、NHKが作るVRヘッドセットを体験。今回採用されたという「ライトフィールド式」の特徴について紹介しています。また、映像収録に活用できる可搬型リアルタイムアバター合成システムや、VR機器なしでも立体視可能な、フルカラーの透明ホログラム技術の展示の模様もレポートしています。

6. 【お知らせ】AI・スマートグラスの最新事例が集合! 国内最大級カンファレンス「XR Kaigi 2026」、11月30日〜12月2日に開催決定

XR Kaigi実行委員会は、バーチャル領域のカンファレンス「XR Kaigi 2026」を2026年11月30日(月)から12月2日(水)の3日間、東京・ポートシティ竹芝内(ポートホール・東京都立産業貿易センター浜松町館)で開催すると発表しました。開催発表に合わせ、協賛・出展企業の募集も開始されています。

XR Kaigiは、XR・スマートグラス・VTuberなど、バーチャル領域の担い手を対象としたカンファレンスです。企業・個人・業界団体・行政などが参画する業界横断型のイベントで、海外からの登壇者や出展社も迎えます。開発者やクリエイターを中心とした参加者が集まる場を目指しており、2014年から業界専門メディアとして活動するMogura VRが企画しています。想定総動員数は4,000名、想定出展ブース数は100ブースです。

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Mogura VR News / MoguLiveでは、注目ニュースやトピックについて解説する音声番組「もぐラジオ」を、毎週月曜日に更新。編集長のすんくぼ、MoguLive副編集長のゆりいかが、XR/メタバース/VTuberを含むテックやコンテンツの最新ニュース・業界動向について深掘りしていきます。誌面では語りきれなかった内容も盛りだくさん!

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