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活用事例 2017.05.08

VR内で撃つと、現実のターゲットに当たる Vive Trackerを使ったレゴ風銃型コントローラー

VRはアイデア次第で、さまざまな方法で使うことができます。

『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の撮影には、タブレットPCにHTC ViveのコントローラーとVRヘッドマウントディスプレイを取り付けて作ったカメラが使われたということは以前取り上げました。

今回、イギリス在住の男性がレゴ風の銃型コントローラーを制作しました。VR内で撃つと現実内のターゲットも倒れるというユニークな銃型コントローラーについて紹介します。

レゴで作った銃型コントローラー

レゴで銃型コントローラーを作ったのは、イギリス在住のJames Bruton氏。

同氏はまず3Dプリントでレゴブロック風のパーツを作り、銃型に組み立てた後、VRスクリーンとHTC Viveトラッキングとコントローラーを取り付け銃型コントローラーを制作しました。

また、Bruton氏は銃型コントローラーの他にも、レゴでフィギュアを作りました。それぞれのフィギュアが乗る台にはVR内で射撃されると現実のフィギュアも倒れるようにデザインされています。

VR内で撃てば、現実のターゲットも倒れる

Bruton氏はレゴ風の銃型コントローラーを“Hyper reality(ハイパー・リアリティー)”と呼びます。

それは、VRスクリーンに映るVRのフィギュアを撃つと、現実のフィギュアも連動して倒れるからです。

初めはAR(拡張現実)デバイスを制作していたと思っていたというBruton氏は「現実とVRが連動している技術をどう呼べばいいか分からず、“Hyper reality(ハイパー・リアリティー)”と呼ぶことにしました」と語ります。

 

(参考)
This Guy Created A Giant Lego Blaster With A Vive Controller
https://vrscout.com/news/giant-lego-blaster-vive-controller/ (英語)

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